間宮祥太朗さんが、ドラマの結末への希望を語りました。
森七菜さんと間宮祥太朗さんがW主演を務める月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ)は、真夏の海を舞台に繰り広げられる、男女8人の恋愛群像劇。
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海辺で一緒に生まれ育った女友だち3人組と、東京で親の期待に応えて一流大学に入学し、それぞれの道へ進むも優等生な日々を送る男友だち。通常なら交わるはずのない、住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、それぞれが恋心を抱き、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく物語です。
本作で大手建築会社で働く水島健人役を演じる間宮さんにインタビュー。役柄や、撮影現場の裏話のほか、決まっていないという結末への希望なども聞きました。
<森七菜&間宮祥太朗が『真夏のシンデレラ』クランクイン!「この夏一番の恋の予感」>
王道恋愛ドラマのファンタジーに不安も「楽しんでもらえているようで安堵」
<間宮祥太朗 インタビュー>
──放送は中盤に入りましたが、これまでどんな反響がありましたか?
王道恋愛ドラマならではの「こんなことある!?」というファンタジーな部分は、1話が放送されるまでどう捉えられるのか気になっていました。でも、僕のもとにもいろいろと感想は届いていますが、皆さんすごく楽しんでみてくれているみたいで。安堵感はありますね。
──暑いなかでの撮影が続いていると思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?
撮影が始まった頃はまだセットが建っていなかったこともありますが、今はスタジオでの撮影が増えています。
それでもたまにロケに行くと、やっぱり暑い。みんなで体調に気を付けながら撮影をしています。
──今回演じている健人は、近年演じてきた『ナンバMG5』の難破剛や「東京リベンジャーズ」シリーズの稀咲鉄太などとはまったく違う印象の役ですが、演じるうえで意識していることはありますか?
意識して「マイルドに」と思って演じてはいません。台本の時点でセリフがマイルドですし、当初から出ている役柄の説明に「優しい」とうたわれていましたから。
例えば『ナンバMG5』で特攻服を着ているときはグッとギアを入れて演じている感覚がありましたが、健人に関してはギアを入れず、今こうして話しているときと変わらないテンションで演じていますね。
監督やプロデューサーからクランクイン前に「普段と変わらないトーンで」と言われていたので、地の声に近いトーンです。
とにかく自分はフラットに役と向き合いながら、現場では群像劇ならではの会話を大事にしている感じです。
──放送前の取材会で、海でのサップは初めてと話していましたが、実際にやってみていかがですか?
問題なく楽しむことができました。ただ、撮影となると大変でしたね。サップもそうですが、撮影隊も船を使っているので、潮や波で流されてしまって、立ち位置が固定できずに画角をなかなか決められないということもありました。
あとは、シーンによっては、海に落ちちゃいけないこともあって…プレッシャーが(笑)。マイクをつけていますし、ヘアメイクも衣装も濡れてしまうので、1度海に落ちてしまうと撮影が止まってしまうという。
僕は今のところそのプレッシャーには打ち勝っています(笑)。
“ゴールドマツケン”を狙う森七菜とともにガチャガチャ
──撮影現場で流行っていることはありますか?
ババ抜きは流行ってるのかな、よくやっています。
あとは、ロケに行くと森七菜さんがガチャガチャをよく引いていますね。局地的に流行っているみたいです(笑)。この前は、マツケンさん(松平健)のガチャをやっていて、「ゴールドのマツケンさんが出ない!」と言っていたので、僕も手伝いました。
何回くらいやったかな…ゴールドが出るまで5回はやったと思います。もちろん出たものは差し上げました。
──間宮さん自身が本作の中で好き、もしくは気になるキャラクターを教えてください。
早川宗佑(水上恒司)ですね。1話から、小椋理沙(仁村紗和)に対していろんなアプローチをかけて…超急展開の人ですし、あの人はみんな気になると思う。「何を考えてるんだ!?」と(笑)。本当に不思議…。
これからどんどん人となりが描かれていくと思いますが、目が離せないですね。
──本作は、結末が決まっていないということも話題となっていますが、共演者同士で話していることはありますか?
今もらっている台本の時点で、すごくいろいろなことが起こっているので、「最終話までにどう回収するんだろうね」という話はしています。
視聴者の皆さんの反応を見て増やしたシーンも実際あるので、最後までどうなるか分かりませんね。スタッフさんに聞いても濁されていて、僕たちも本当に知らないんです(笑)。
──「健人がこうなったらいいな」という希望はありますか?
最初の頃から、冗談交じりにですけど…ハワイでサップをしようと言っているんです(笑)。
──「サップでクジラと泳ぎたい」という夏海の夢をそこで叶えられたらいいですね。
そうなんですよね。健人はことあるごとにクジラで夏海にアピールをしているとSNSで言われているそうなんです。だから、最後までクジラで押します(笑)。
──最後に今後の見どころを聞かせてください。
視聴者の皆さんからすると、今は牧野匠(神尾楓珠)の株がかなり下がっていると思うので(笑)、「このまま突っ走れ!」と健人を応援しつつ、夏海との恋がどうなるのか楽しんでいただけたらうれしいです。
そして、これは王道の恋愛ドラマなので、皆さんの期待を裏切らないと思います(笑)。これまでも本当にいろいろなことが起こっていると思いますが、まだまだ起こり続けますので、そこも楽しんでもらえたら。特に6話、7話あたりは衝撃的です!
撮影:河井彩美
スタイリスト:富田彩人
ヘアメイク:FUJIU JIMI