10月スタートの月9ドラマは、二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんトリプル主演の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』に決定。
クリスマスイブ、それは1年の中で最もロマンティックで、誰もが心躍らせる特別な1日。寄り添う恋人たち、サンタクロースを待ちきれない子どもたち、そして、再会を信じて約束の場所へ駆ける人たち…。
このドラマは、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった1日”の出来事を、1クールかけて描く謎と愛と奇跡の物語。
主人公は別々の人生を歩んできた、まったく関わりを持たない3人の男女。
ドラマで描かれる1日の中で、3人の物語が並行して進行、次第に運命の交錯へと導かれていきます。
聖夜が終わり、時計の針が再び午前0時を指したとき、彼らの目の前に広がる光景とは――。
謎をひもとく伏線は、第1話から張られ、最終話ですべて回収されるので、映像、セリフ、表情すべてに注目です。
二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんは、全員月9初主演となり、二宮さんは二人と初共演。大沢さんと中谷さんは『JIN-仁-』シリーズ(2009年、2011年/TBS)以来、12年ぶりの共演となります。
メガホンを取るのは『HERO』シリーズ(2001年、2014年)、映画「マスカレードホテル」シリーズ(2019年、2021年)などを手がけた鈴木雅之監督。
二宮さん主演の新春ドラマスペシャル『坊っちゃん』(2016年/フジテレビ)以来、7年ぶりのタッグを組みます。
「翔んで埼玉」(2019年)で第43回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、『ルパンの娘』シリーズ(2019年、2020年)などを手がけた、徳永友一さんが書き下ろすオリジナル脚本のもと、この秋、壮大なエンターテインメント作品を届けます。
逃亡犯、孤高のシェフ、報道キャスター…聖夜、3人の人生が運命的に交錯する
12月24日午前0時、横浜。聖夜の訪れに人々は浮き足立ち、真夜中にもかかわらず、街は喧騒(けんそう)の真っ只(ただ)中にありました。
鳴り響くクリスマスソング、恋人たちが集う巨大なクリスマスツリー、そしてライトアップされた赤レンガ倉庫。
きらびやかな光の陰に隠れるように、横浜・山下埠頭(ふとう)で銃殺事件が起きます。容疑をかけられたのは、記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮和也)。
埠頭(ふとう)の一角で目を覚ますと、目の前に頭部を撃たれた死体が横たわっていたのです。一体何が起きたのか?自分がこの男を殺してしまったのか?不安と恐怖に襲われるなか、パトカーのサイレン音が聞こえてきます。
落ちていたスマホからは「早く逃げろ!」と男の声。かくして警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていきます。薄れゆく記憶の中には、大切な人との約束があって…。
ときを同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、頑固な孤高のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢たかお)。
横浜・関内界隈(かいわい)で愛される三代続く老舗レストランで、初代のころから80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて、遠方から足を運ぶファンも少なくありません。
妻を亡くして以来、「もう二度と誰も愛することはないだろう」と孤独な人生を歩んできましたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことが。
だが、それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。この日も、クリスマスイブの予約は満席で、朝から仕込み作業に追われていましたが、突然店に見知らぬ男が侵入してきて…。
そのころ、銃殺事件の現場に直行したのは、ローカルテレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(くらうち・ききょう/中谷美紀)。
理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組『日曜NEWS11』を5年間キャスターとして背負ってきました。
しかし、突如番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまいます。
恋を捨て、プライベートを捨て、仕事に生きてきた彼女に突きつけられた残酷な現実。非情な通達に、納得などできるはずもありませんが、腹をくくり“最後の事件”を追います。
そして、独身を貫いてきた彼女もまた、心の中に忘れられない人がいました。
二宮さんのフジテレビの連ドラへの出演は、『フリーター、家を買う。』(2010年)以来、13年ぶりのこと。
大沢さんの月9ドラマへの出演は、自身のドラマデビュー作品である『君といた夏』(1994年)以来、29年ぶり2度目のこと。
二宮さんとは初共演ですが、38歳の若さでこの世を去ったプロウィンドサーファー・飯島夏樹さんの小説が原作の映画「Life 天国で君に逢えたら」(2007年)で大沢さんが飯島さん役を務め、スペシャルドラマ版(2009年)では、二宮さんががん患者と向き合う精神科医役で主役を務めたという共通点があります。
中谷さんは、月9ドラマ『ひとつ屋根の下』(1993年)で女優デビュー。月9ドラマへの出演は、『Days』(1998年)以来、25年ぶりのこと。フジテレビの連ドラには『ゴーストライター』(2015年)以来、8年ぶりの出演となります。
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』は10月スタート!毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。
<二宮和也 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
構成が非常に変わっているといいますか、正直、今まで見たことのないタイプのドラマだと思いました。全部が全部ぶっ飛んでいるなと思いましたが(笑)、視聴者のみなさまに見たいと思っていただけるような面白いストーリーになっていると思いますし、僕自身すごく楽しみにしています。
企画を聞いたときは「そんなことできるのかな?」と内心思っていたのですが、どうやらできるみたいです(笑)。
――月9ドラマ初主演となります。意気込みを聞かせてください。
松本(潤)さん主演の月9ドラマ(『夏の恋は虹色に輝く』)に、1シーンだけ照明スタッフ役で出させていただいたのが、僕の月9の歴史でして(笑)。
今回は主演ということで本当にありがたい限りです。グループで活動しているときから、月9といえば恋愛ドラマが多かったと思いますが、最近はとにかく面白くて、誰も見たことがないものを届けようという枠になっていますよね。
このドラマも、3つのストーリーが入り混ざった、一筋縄ではいかない作品ですし、時代の変化も感じて感慨深いです。
――大沢さん、中谷さんとの共演となります。
お二人とも、テレビや映画でずっと見させていただいていた俳優さんなので、一緒の作品に携わることができて光栄です。
ただ、ドラマの全体図はひとつですけど、3本のドラマを撮っているようなものなので、もしかしたら出会えないかも…(笑)。
出会える瞬間は、レアケースかも知れませんが、「あっちの話はどうなっていくんだろう」みたいに、お二人の状況を気にしながら自分の撮影に挑む感じが新鮮で、純粋に楽しみです。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
どこまで含みを持たせるのか、どこで謎を回収するのかなど、鈴木監督と相談しながら、話し合いながら作っていきたいと思います。
役作りもそうですが、フジテレビの連ドラがあまりに久しぶり過ぎて、環境におびえています(笑)。
『フリーター、家を買う。』以来ですか!それは、何もかも変わっていますよね…。フジテレビに戻ってこられたことも、連続ドラマを一から作っていけることもとてもありがたいです。
撮影現場も楽しみですし、見てくださった方に「3つとも面白いよね」と言っていただけるように取り組みたいです。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
クリスマスイブの1日を、どんなふうに過ごすのか。人それぞれだと思いますが、僕らはこの3つのストーリーをお届けしますので、純粋に楽しんでいただきたいです。
「面白いことやってるな」と思っていただけるよう作っていきますので、一緒に楽しんでいただければうれしいです。
<中谷美紀 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
魅力的な登場人物たちの物語が、同時に平行線で進んでいって、最後にはひとつに集約されていくという、興味深く、目が離せない物語だと思いましたので、今から楽しみで仕方がありません。
――月9ドラマ初主演となります。意気込みを聞かせてください。
今思えば、初めてドラマに出演させていただいたのが月9でした。それから30年のときを経て、二宮さん、大沢さんとご一緒に主演を担わせていただけるとのこと、今からドキドキしております。
何より体力が大事ですので、しっかり食べて、合間でしっかり睡眠をとって、役柄の心情を大切に演じたいと思っています。
――二宮さんとは初共演、大沢さんとは『JIN』以来の共演となります。
二宮さんは、とても自然なお芝居をなさる方で、無理に力まないそのお芝居に直接間近に触れることができることを楽しみにしております。どうしたら、二宮さんのようにリラックスしてお芝居できるのか、現場で学ばせていただきたいと思っています。
大沢さんとは今作で3度目の共演になります。みなさまもご存知の通り、とても真摯(しんし)にお芝居をなさる方です。
今回は、シェフを演じられるとのこと、大沢さんがお料理をされる、そのひたむきな姿を現場で拝見できることを楽しみにしています。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
何よりも、これからいただく脚本を大切に読み込んで、初めてご一緒させていただく鈴木監督の描かれる世界観の中で、物語の“住人”になることを大切に心がけていきたいです。
そして、共演者のみなさまとの心のキャッチボールを、今から心待ちにしております。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
クリスマスの物語ではありますが、イルミネーションがキラキラと輝く1日の中で、登場人物たちは、もがき、苦しみ、焦り、さまざまなハプニングに見舞われます。そんな登場人物たちの姿を応援していただければうれしいです。
<大沢たかお コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
お話の内容を聞いたとき、こんなに挑戦したいと思える作品はないと思いましたし、挑戦するスタッフ、キャストの人たちと仕事がしたいと思いました。
自分の俳優生命をかけて臨む価値のある作品だと思っていますので、ご迷惑をおかけしないように、精いっぱい頑張りたいと思います。
――月9ドラマ初主演となります。意気込みを聞かせてください。
僕のドラマデビューは月9(『君といた夏』)なんです。初めて芝居をしたのが今から約30年前。今の若い方が生まれる前のことですから、自分のルーツにこんなに長い年月をかけて戻らせていただくことができてとてもうれしいです。
自分にとっては、勝手にホームのような場所だと思っていますし、ワクワク、ドキドキしています。
――二宮さんとは初共演、中谷さんとは『JIN』以来の共演となります。
二宮さんとは、作品でご一緒するのは今回が初めてなので、本当に楽しみにしています。トップクラスの俳優さんですし、二宮さんが出演されている作品はほぼすべて拝見しています。
ドラマ、映画で大活躍されていますし、信頼できる素晴らしい俳優さんだと思っています。
中谷さんとは、最後にご一緒してから10年以上たっているので、すごくワクワクしています。
彼女は外見はもちろんのこと、内面も美しい方で、お芝居に対しても、丁寧に、一生懸命、いつも悩みながら取り組む方なので、一緒にいて刺激を受けるんですよね。
今回も、3人で刺激しあって新しい時代のドラマを作れたらうれしいです。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
試しに包丁を買ったんです。みじん切りまでは相当うまくなったと思います。最近も、ある洋食屋さんに行ってきまして、知り合いの方にお願いして厨房を見学させていただいたりしています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
今まで見たことがないような面白いドラマになると思いますし、笑いあり、涙あり、感動あり、そして新しいことばかりです。
クリスマスイブの1日を1クールで描くことも挑戦だし、二宮さん、中谷さん、私の3人が、実は絡み合っていくというストーリーですので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。
結末はまだ知りませんが、ハッピーエンドになることを期待しています。
<番組概要>
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』
放送日時:10月スタート!毎週月曜21時~
出演:二宮和也、中谷美紀、大沢たかお ほか
脚本:徳永友一(「翔んで埼玉」、『ルパンの娘』シリーズなど)
企画・プロデュース:成河広明(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『ストロベリーナイト』シリーズなど)
演出:鈴木雅之(「マスカレードホテル」シリーズ、『HERO』シリーズなど)
(敬称略)
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