日に日に暑さを増し、夏の足音が聞こえる今日この頃。
夏といえば、夏休み。夏休みといえば、自由研究ですね。
少し早いでしょうか?夏休みの宿題の類は早く手を付けるに越したことはありません。私は生まれてこの方、夏休みの宿題を出せたことがありません。
夏はとても忙しいのです。なんといっても、クワガタやカブトムシ、蝶やトカゲがたくさん出てくる季節です。宿題をやるのにあまりに適していない季節なのです。
そうして、毎年、出した方がずっと楽だったと思うような怒られ方をしていました。28歳になった今でも、悪夢の定番は学校に閉じ込められて出られない夢です。
そんな私が毎年提出していた数少ない宿題が自由研究です。今日は、今まで作った自由研究の中でも印象に残っている、「わたあめマシン」の作り方を紹介したいと思います。
篠原かをり流「わたあめマシン」材料と作り方
まず用意する道具はこちらです。
・空き缶(小さめで蓋が付いているものが使いやすいです)
・モーター(百均のハンドミキサーが良いそうです。私はハンディ扇風機の羽をとって使っていましたが、今カバーの付いていないちょうどいいハンディ扇風機あまり売ってないですね……)
・キリや画鋲
・針金
・固形燃料
・大きな鍋
・割り箸
・ザラメ
1.空き缶の蓋に穴を開け、モーターとつなぎます。接着剤は熱に溶けることがあるので、針金を使います。
2.空き缶の側面の下の方にキリや画鋲でたくさん穴を開けます。
3.空き缶にザラメを入れたら蓋を閉めます。
4.大きな鍋に固形燃料を置き、点火します。
5.固形燃料の火でザラメ入りの空き缶を温め、モーターのスイッチを入れます。
6.空き缶の側面の穴から溶けたザラメが飛び出してくるので割り箸で巻き取って完成です。
コツは「できるだけモーターと空き缶を固定すること」と「ザラメをよく溶かすこと」です。
砂糖に熱を加えた時の形状の変化や遠心力について考察してみるといいかもしれません。
ついでにべっこう飴やカルメ焼きなど、砂糖から作ることができる別のお菓子にも挑戦して食べ比べるのも楽しいですね。それではみなさん、楽しい夏休みをお迎えください!
(篠原かをり:タレント・動物作家・昆虫研究家)