依頼人の自殺という、これ以上ない悲しい幕切れが、探偵・上水流涼子(天海祐希)と相棒・貴山伸彦(松下洸平)の胸に大きなしこりを残した8ヵ月前の依頼。

その当事者であり、涼子が敗北を喫した因縁の相手・愛原樹里亜(水野美紀)が、殺害予告ともとれる脅迫状が届いたと助けを求めてやって来る。

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自らの過ちを決して認めず、反省のかけらもない樹里亜の態度に、当然、涼子は依頼を断るが、結局、高額な報酬を前に、身辺警護と犯人特定の依頼を引き受けることに。しかし、その胸にはある思いがあった──。

ナースに扮(ふん)した涼子が、樹里亜の身辺警護をしていたある日、歩いていた2人に向かって工事現場の鉄パイプが倒れてくる。涼子の機転でなんとか避け無事だったが、後日、樹里亜はその一件を記者の前で発表する。

そこで、人混みの中から作業服を着た1人の男が「悪魔!魔女!」と樹里亜に向かって罵声を浴びせる。

その風貌から、作業服の男が自殺した西田真紀(市川由衣)の元婚約者・滝本悟志(小久保寿人)ではないかと考えた涼子は、貴山と諌間久実(白石聖)を使って、滝本にある揺さぶりをかける。

すると、真紀が自殺した当時の状況について、新たな事実が判明し──。

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