向井理さんが、約3年ぶりにフジテレビ系連続ドラマの主演を務めます。

2023年秋スタートの水10ドラマは、向井理さん主演の“音楽青春コメディ”『パリピ孔明』を放送。

原作は、累計発行部数160万部突破の「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の大人気コミック「パリピ孔明」(原作:四葉夕トさん、漫画:小川亮さん)。

原作書影©四葉夕ト・小川亮/講談社

中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女を軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリーです。

主人公の諸葛孔明(しょかつ・こうめい/向井理)は、「魏」「呉」「蜀」という三つの国が天下の覇権争いをしていた三国時代に、「蜀」に仕えた“天才軍師”。

魔法のような作戦を考えては、次々と敵を倒し、戦で数多くの功績を残してきました。西暦234年、戦いのさなか孔明は病で倒れてしまい、息を引き取ってしまいます。

しかし、病死したはずの孔明は、なぜか現代の日本へと転生し、ハロウィンでにぎわう夜の渋谷に降り立ちます。

ゾンビや吸血鬼、オオカミ男など仮装をしている人たちを見た孔明は、見慣れぬ光景に戸惑い、その場所が“死後の世界”だと勘違い。孔明は、状況がわからないまま渋谷の若者たちに絡まれて、ダンスミュージックが鳴り響くクラブにたどり着きます。

そこで、一人の歌姫と出会い、彼女の歌声に心打たれます。その後、現代のものに触れ、鏡に映る若き日の自分の姿を見た孔明は、未来の日本へと転生したことを理解します。

そして、歌手を目指す少女の歌声にほれた孔明は、彼女の軍師(マネジャー)として全力でサポートすることを決意。

三国時代、戦いのない平和な世界を望む主君の元、戦乱の世を生きていた天才軍師・孔明は、ときを超え現代の日本で一人の少女の夢をかなえるため、音楽によって作られる泰平(たいへい)の世を目指すため、最高の頭脳をもって日本の音楽界に新たな風を吹き込みます。

豪華&実力派スタッフが集結!

本作の企画は、『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ)や映画「午前0時、キスしに来てよ」などを担当した髙木由佳(フジテレビ編成部)。

プロデューサーは、『わたし、定時で帰ります。』(TBS)、『重版出来!』(TBS)をはじめ、昨年、世界各国で話題にもなったNetflixシリーズ『First Love 初恋』を手がけた八尾香澄さん(C&Iエンタテインメント)。

脚本は、『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(カンテレ・フジテレビ系)、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ)、『監察医 朝顔』シリーズ(フジテレビ)などの根本ノンジさん。

演出は、話題のCMから、ショートフィルム、King&Princeの「シンデレラガール」などのMVも担当。その実力で「ACC2019」ゴールド受賞、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2021」BRANDRDSHORTS最高賞受賞するなど数々の賞でも実績を残し、『シリーズ・江戸川乱歩短編集』(NHK)や『武士スタント逢坂くん!』(日本テレビ)などドラマの演出も務め、多方面で活躍している、渋江修平監督が務めます。

『パリピ孔明』は、2023年秋スタート!毎週水曜22時より、フジテレビで放送されます。

<向井理 コメント>

向井理

――本作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?

久しぶりにフジテレビの連続ドラマに出演しますが、フジテレビ作品にはいろいろと思い出もあり、特別な思いがあります。

また、今回ご一緒させていただくプロデューサーをはじめスタッフたちとの縁も感じ、引き受けさせていただきました。

――台本を読んだ印象は?

実写にするにはハードルの高い作品。どう撮るのか難しい分、面白いと思いました。どういう描写にするのか、実際にどう撮影していくのか、楽しみです。

また、このドラマは音楽をテーマにしている作品です。諸葛孔明が主人公のドラマではありますが、歴史もののドラマだけではありません。一人の軍師という名の戦略家が、アーティストを育てていくプロデュース・成長物語でもあります。

実際にアーティストの方々にも出ていただくことで、リアリティも増すと思います。そういったシーンをキャストの一人として初めて目撃できるというのはすごく楽しみです。

――諸葛孔明という役についてはいかがですか?

今回のようなキャラの強い役を、この年齢になって演じることがなかなかないので…思いっきり楽しんで演じたいと思っています。

登場する計略や戦術について書かれている本などは読むようにしていますが、一番大事なのは、脚本で表現された世界を読み込み、さらに面白くすることだと思います。

特別に役作りをするというよりは、台本に向き合い、理解を深め、諸葛孔明という役をいかに自分のものにするか、どう表現するのか、何が一番ベストなセリフの出し方なのか、考えて演じたいと思っています。

――衣装を着用してみての感想は?

帽子の高さも含めると210cm近い。とにかくボリュームがあります。何度も衣装合わせを重ねて、ぜいたくな世界観を作れたと思います。

孔明という役を、いかに説得力を持って表現するか。衣装やメイクの力を借りて、作っていきたいと思います。

(衣装は)重いし、暑くて大変ですが…(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

転生モノであることや、『パリピ孔明』というキャッチーなタイトルからはイメージがつきにくいかもしれませんが、原作や脚本で描かれているのは、すごく芯の通った物語です。

一人の歌姫がプロのアーティストへと成長する姿は、三国時代、戦いの中、孔明の主君が成長していく部分ともリンクしていると思います。

また、ドラマを通して音楽を聴いてもらえることで、改めて“音楽の持つ力”を感じて頂けると思います。

そして、視聴者のみなさんには、ぜひ、“音楽”そのものを楽しんでご覧いただきたいです。

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