『グランマの憂鬱』より、モト冬樹さんのコメントが到着しました。
萬田久子さん主演、土ドラ『グランマの憂鬱』第4話(4月29日/東海テレビ・フジテレビ系)が放送されます。
百目鬼村の総領を務める主人公・グランマ(百目鬼ミキ/萬田久子)が、村に巻き起こる家族、仕事、生活の問題を一刀両断していく“痛快ほっこり物語”。
モト冬樹さんが演じるのは、百目鬼ミキ(萬田)と阿吽(あうん)の呼吸を見せ、村人とのパイプ役ともなっている村長・橋本文五郎。
そんなモトさんに、話を聞きました。
土ドラ『グランマの憂鬱』第4話は、4月29日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<モト冬樹 コメント>
――モトさんが演じる橋本文五郎は、どんな役どころですか?
刑事ドラマや医療ドラマ、恋愛モノといったさまざまなドラマの中にあって、この『グランマの憂鬱』で描かれる世界は、とても平和じゃないですか。
もちろん、さまざまな問題が持ち上がるけれど、殺人事件やドロドロの不倫劇が起こるわけでもない。私たちの身近で起きる出来事を、とても丁寧に描いています。
以前から、こういうドラマをやりたいなと思っていたので、お話をいただいたときはうれしかったし、台本を読んで非常に面白いと感じました。
私が演じるのは、グランマをサポートする村長ですが、普段は、村の人たちとも気軽に話をするような存在。そのメリハリを心がけながら演じています。
――都会で生まれ育ったモトさんから見て、百目鬼村のような村での暮らしはどう映りますか?
ある意味、シンプルでいいですよね。お店がなかったり交通機関が整っていなかったりと、都会に住み慣れた人にとっては大変な部分があるかもしれない。
でも、不便になればなるほど、そこで暮らす人たちの人間関係が「濃く」なると思うんです。だって、みなでいたわり合って、助け合って生きていかなくちゃいけないから。
そういう意味では、百目鬼村みたいな場所で暮らすと、「生きていくうえで何が大切なのか」が見えてくるんじゃないかな。
――萬田久子さんのグランマっぷりはいかがですか?
これまで共演したこともあるし、プライベートでも仲良くさせてもらっていますが、萬田さんは一緒にお仕事をしていて非常に楽しい人ですよね。
ただ、こういう役は初めてだと思うし、常に凜としたグランマは、やさしくて可愛いイメージの萬田さんとは真逆のキャラクターだから、最初は苦労したんじゃないかな。
でも、萬田さんが本来持っている良さをグランマに合わせていけばいいと思っていたので、すぐに違和感はなくなりました。今では立派な、村の総領ですよ。
――現場の雰囲気はいかがですか?
萬田さんのようなナチュラルな人が主役だからなのか、現場もみんな仲がいいし、いい意味で気を遣わなくていい、明るい雰囲気ですよ。
足立梨花ちゃんも、喋ってみる気どりがなくて楽しいし。
それと、加藤柚凪ちゃんも現場を明るくしているよね。その一方で、撮影が始まればセリフを間違えないし、演技的にもすごく上手で…。「この子、天才か?」と思いながら共演しています。将来が楽しみというか、ちょっと末恐ろしいよね。
――このドラマの面白さをどのあたりに感じていますか?
題材となるのは、みなさんの周りで起こるような身近な問題ばかり。それをグランマが一刀両断のもとに解決していくというストーリーなんですが、実は、グランマは決して「こうしなさい」と断定するわけではないんですね。
それはきっと、同じ問題であっても人によって正解は異なるし、最後に決断するのは、その人自身だから。
グランマが「喝!」を通して、悩んでいる一人ひとりに最適な「道しるべ」を示してくれるところが面白味。基本は、明るく楽しいお話ではあるけれど、実はそうした展開も、ドラマの内容に深みを与えているんじゃないかな。
――最後に、第4話の見どころについて教えてください。
別れた妻が元夫の住む村に戻ってきて、さあどうする?という展開。さまざまな問題を取り上げるこのドラマの中でも、非常にナーバスなテーマに切り込んだ回です。
この問題をグランマがどのように解決へ導くのかが、やっぱり一番の見どころですよね。
個人的には、夫婦でも恋人同士でも、「相手をどれだけ愛せるか」は「どれだけ許せるか」と同じだと考えているので、そんな視点でも見てもらえればと。
そして、この回に限らず、毎回さまざまな問題が起こるので「自分だったらどうするのか」と考えてもらうと、一層楽しめると思います。
<第4話あらすじ>
百目鬼ミキ(萬田久子)が総領を務める百目鬼村に、エレガントな雰囲気の女性がやって来る。
それは、15年ほど前に夫と娘を村に残して駆け落ちした、律子(飯島直子)だった。
律子が去ったあと、元夫の尾長勝二(梨本謙次郎)が男手ひとつで娘を育て上げたことを知る村民は、突然出戻ってきた律子を受け入れることができない。
そんななか、村では百目鬼由真(足立梨花)のママ友を中心に小さな変化が起きていた。年齢を重ねても美しさを維持し続ける律子に心を奪われ、「美」に目覚めたのだ。
「まずは紫外線対策だ」と、畑仕事にも完全防備で臨む女性が続出。いつしか由真とママ友も、亜子(加藤柚凪)たちが外で遊ぶ際には、日陰で過ごすようになっていた。
そんな様子を見かねたミキは…。
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