井ノ原快彦さんと斉藤慎二(ジャングルポケット)さんが出演するマクドナルドの新CMが、4月25日より放映開始されます。

新CMチキンマックナゲット「パパデリバリー」篇は、昨年より“チキンマックナゲットパパ ”として キャンペーンキャラクターを務める井ノ原さんが、就任から2年目を迎え、パパ友という家族外との関係性や関わりから、家族内の絆を確認し、さらに深めていくストーリー。

井ノ原さんが初共演となる斉藤さんと、“パパ友トーク”を展開。家族の絆が深まっていく温かな様子を描いた、「いっしょに食べるとおいしいよ」というメッセージが伝わる内容となっています。

マクドナルドでは、人気のサイドメニュー「チキンマックナゲット 15 ピース(ソース 3 個付き)」を 特別価格で販売するキャンペーンを、4 月26日から 5月16日までの期間限定で実施。

キャンペーン期間中は、2種類の新ソ ース「焼きとうもろこし風ソース」と「タンドリーチキンカレーソース」が登場します。

初共演とは思えない和やかムード。役名も「井ノ原快彦」&「斉藤慎二」

“パパ友”の先輩・後輩を演じることになった井ノ原さんと斉藤さん。

撮影現場に到着するとにこやかな表情で挨拶をかわし、本格的な共演が初めてとは思えないほどフレンドリーな雰囲気で監督との打ち合わせをスタート。

小道具として配られた首掛けのIDに書かれている名前が自身の本名であることに気づいた井ノ原さんは、斉藤さんの胸元をチラリ。

「あ、斉藤さんのも本名ですよ(笑)」と声をかけると、斉藤さんも「そういうキャラだったんですね~(笑)」とリアクションし、さらに話を弾ませていました。

天候がよく暖かい日に見晴らしのいいビルの屋上で撮影が行われたこともあり、少しでも空き時間ができると、CMの役を離れて“パパ友”談義に花を咲かせていた2人。

自他ともに“聞き上手”を認める斉藤さんが早々と自身の心を開いたことで、井ノ原さんも呼応するように心をオープンにしてトークをエンジョイ。

時折、やや高めのテンションでガラス越しに見える遠くの景色を指さしながら、オススメのレジャースポットなど情報を交換し合う姿も見られました。

「カット」の声がかかっても食べ続ける斉藤さん

斉藤さんが楽しみにしていた“食べシーン”の撮影タイムが訪れると、井ノ原さんは「揚げたてで出していただけるんですけど、めっちゃうまいですよ!毎回驚くんです」と、こっそり情報を提供。

斉藤さんはワクワクした表情で「そうなんですか~」と期待を高めながら念願のひと口目をパクリ。監督も2人の絶妙な表情を「1テイク目から、いきなりいいですね~!」と大絶賛しました。

斉藤さんはカットの合図がかかった後も「おいしいですね~」と感心するようにつぶやきながら、チキンマックナゲットを食べ続けていました。

「チキンマックナゲットのCM撮影はいつも晴れなんですよ」という監督の言葉を受けた井ノ原さんが「そっか~。今まで(自分は)雨男だったのに、最近は変わってきたってくらい晴れるんですよね~」と、常に和やかな空気に包まれていた撮影現場。

井ノ原さんは、コーヒーのカップを持って待機しているエキストラの役者さんにも「ちゃんとコーヒー入ってますか?」と優しく声をかけ、「よかった~。おいしそうだね~」と談笑するなど、細やかな気遣いで雰囲気を盛り上げていました。

“パパデリバリー”でしっかりと笑顔も持ち帰ってきた井ノ原さん

自宅に帰って“パパデリバリー”の成果を披露した井ノ原さんは得意のフリートークで一家団らんのテーブルを盛り上げ、チキンマックナゲットで乾杯するなど、まるでパーティーのような雰囲気に。

「遠回りして買ってきた甲斐があったな~。ちょっと腰が痛くなったけど…」と遠回しに苦労をアピールし、娘役の女の子から「パパ、ありがとう」の言葉を引き出すと、「やっと言ってくれた!そう言ってもらいたかったんだよ~。うれしいな~」と、本当の父親のように喜びの笑顔を見せながらチキンマックナゲットを頬張りました。

テーブルを囲みながらチキンマックナゲットを食べて盛り上がる“井ノ原家”の玄関前を通りかかり、ちょっと羨ましそうに見つめる斉藤さん。

当初はセリフなしで夜道を通り過ぎるだけの設定でしたが、監督のひらめきで斉藤さんの持ちネタである「はぁ~い!」が追加されることに。

薄暗い撮影現場で、斉藤さんが出し惜しみなく全力の「はぁ~い!」を12連発も披露すると、周囲のスタッフもこらえきれずに大爆笑。

斉藤さんが「このシーン、使われるんですか?」と監督に尋ねると、さらに大きな笑いが巻き起こりました。

<井ノ原快彦&斉藤慎二 コメント>

――TVCM撮影を終えた感想と、“パパ友”として初共演したお互いの印象を聞かせてください。

井ノ原:晴れてよかったです。

斉藤:本当に天気も最高でしたし、いい撮影ができたんじゃないかと。

井ノ原:割と最初から近くにいての撮影だったんで、合間でけっこうお話できたな 、と。

斉藤:本当に距離 が 縮まったと思います。こんなに縮まっていいのかっていうくらい(笑)。

井ノ原:あの短い時間でお互いの話をしましたもんね。

斉藤:プライベートの話もしましたし、仕事の話もしましたし。はい。

こうやって濃密な時間を過ごさせてもらうのは初めてなので幸せでした。

井ノ原:なんか初めての感じはしないぐらい。“ソウルメイト”ですかね(笑)。

斉藤:かけがえのない存在になりました。

井ノ原:ははは(笑)。そこまでいったら本当、光栄ですよ (笑)。(斉藤さんの)印象は勝手にですけど、なんか気が合いそうだなって思っていたんです。

斉藤:井ノ原さんの優しさというか、一緒にしゃべってるだけでも自然と出てくるこの余裕というか、もう本当に居心地がよくて。明日も一緒にいたいな…は、ちょっと言い過ぎですよね(笑)。

井ノ原:(撮影前半の)ロケから離れて、あれで(斉藤さんとの共演が)終わりだったのかなと思って、 急にソワソワしちゃいましたよ。

「ミスター斉藤と会えないのか、もう…」って(笑)。

斉藤:ボクがいないことで?ちょっともう…「斉藤さんだぞ!」って違うほうですけど。ちょっと髪の毛が多いです。すいません、変なことやっちゃいました(笑)。

井ノ原:ハハハ(笑)。(カメラが)回ってない時も「はぁ~い!」を何回もやってくれるんですよ(笑)。あんな本気でやってくれるんだ、って(笑)。

斉藤:でも「はぁ~い!」って、なんなんですかね?自分でもよくわからないんですよ(笑)。

井ノ原:こっちが聞きたいですよ(笑)。

――斉藤さんはマクドナルドのTVCM初出演となりますが、マクドナルドにまつわる思い出はありますか?

斉藤:新幹線で移動することが多くて、東京駅でマックを買って行くことが多かったですね。それだけボクにとっては身近な存在ですし、差し入れでもらったりするとうれしいですし、時間が空いたら買いに行ったりとか嫌いな人はいないじゃないですか。

だから、CMに出られるだけで光栄です。それ以上に井ノ原さんと共演できたことが光栄です(笑)。

――今回は笑顔もチキンマックナゲットも持ち帰るパパの役でしたが、何かをもらって笑顔になった思い出はありますか?

斉藤:ボクは“マー君”(プロ野球の田中将大投手)からユニフォームにサインしてもらって、それを送ってもらったのが一番うれしかったですね。

井ノ原:おかしいな、オレも共演したんだけどな…。笑顔が消えちゃいましたね(笑)。

斉藤:すみません。なんか余計なこと言っちゃって…大丈夫かな。ちょっと怖いですけど。

井ノ原:すごく高価なものもうれしいですけど、ちょっとしたものっていうか手紙とか。「こんな手紙書いてくれたんだ」とか。今この時代だからこそちょっとうれしくなることもあるかな。

「時間使ってくれたんだな」みたいな。誰かのプレゼントを選ぶ時って「どんな顔するかな?」とか、「高いからいいってもんじゃないな」とか、「自分では買わないけど、もらうとうれしいものってなんだろう」って考えるじゃないですか。

だからプレゼントとか、それに添えられた手紙っていうのは、うれしいと思いますけど。

斉藤:相手からしてもそれだけ考えてる時間というか、それが長ければ長いほど、その気持ちはうれしいですよね。

――CMでは、家族に頼られる井ノ原さんの姿が印象的でしたが、誰かに頼られるような特技があれば教えてください。

井ノ原:人の家の掃除が好きなんですよ。その人が猫を飼ってたら、ちょっと棚ずらしたらキ ャットフードとかコロコロ転がってたり。ああいう部分を見てしまうのが好きなんですよ。

斉藤:変わってますよね(笑)。もう途中からキャットフード探してるみたいな(笑)。

ボクは、よく言われるのが「斉藤さんに話すと落ち着く」というか、ただ話を聞いてもらえただけで喜んでくれると…たぶん聞き上手というか、聞くのが好きなんですよね。

井ノ原:それは思った。今日会ったときから思いましたよ。いきなり初対面で深い話はしないじゃないですか。

でも、最初に懐に入ってくれるというか、自分の(心を)パタンって開いて見せてくれるので「同じぐらいこっちも見せたいな」っていう気持ちになると思います。

斉藤:単純に話を聞くのが好きだし、何か伝えるとかアドバイスするわけじゃないんですけど、なんか「オレに話した時点でゴール」みたいなことがあると、うれしかったと思いますね。

井ノ原:だって今日はあの短い時間で、出身(地)と芸人さんになるまで何やってたとか、家族構成だったりとか(笑)。

斉藤:全部しゃべ りました。たぶんウィキペディアより詳しいんじゃないかと(笑)。

井ノ原:やっぱり見せてくれ たら、こっちも見せたくなるっていう…。きっと特技だと思いますよ。

斉藤:でも井ノ原さん、特技というか… 何でも話したくなるというか、井ノ原さんも時間が空いたらエキストラの方に声をかけたりしていて、本当に人柄が出てるというか、こういう人と小学校から出会いたかったな。

井ノ原:今からでも遅くないんじゃない ?

斉藤:この先、一生付き合っていきたいなと思います(笑)。