民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)を厄介払いしたい総理・竜崎始(高橋克典)の計らいで、幹事長室付近の監視カメラの映像を見ることに成功し鷲津亨(草彅剛)。

そこには、息子・泰生(白鳥晴都)が転落した日の夜遅く、幹事長室に駆け込む厚生労働大臣・鴨井ゆう子(片平なぎさ)の姿が映っていた。

<ドラマ『罠の戦争』の関連記事>
<【写真28枚】この記事の写真を見る>

険しい表情で鴨井の執務室を訪れた鷲津は、泰生を突き落とした犯人が誰なのか、鴨井を問い詰める。

そして、鷲津のある言葉に一瞬顔色を変えるも、何とかその場を取り繕おうとする鴨井の姿に、鷲津は犯人が誰なのか確信する。しかし、弱者の支援に力を入れる鴨井を心から尊敬している妻・可南子(井川遥)には、本当のことを言い出せない。

私設秘書・蛯沢眞人(杉野遥亮)に対しても、兄の陳情をないがしろにしたのは他でもない自分だと打ち明けられずにいる鷲津。どこか罪滅ぼしの気持ちもあり、今のうちに国会議員の立場を最大限利用して、できるだけ多くの困っている人たちを助けようと考えていた。

そうとは知らない眞人は、すべての陳情に対応しようと身を粉にして働く鷲津の姿を見て、研究の道へ戻るより、秘書として鷲津を支えていく道を選ぶ。

そして、第二秘書・蛍原梨恵(小野花梨)とともに、ある人物の家を訪ねて…。

<『罠の戦争』第7話予告動画>