30-DELUXとジャニーズJr.の宇宙Sixとのコラボレーション舞台の第三弾、30-DELUX ACTION PLAY MUSICAL THEATER featuring 宇宙Six『のべつまくなし・改』の制作発表が10月4日(金)、都内にて行われた。
宇宙Sixの江田剛、山本亮太、松本幸大、原嘉孝、30-DELUXの村瀬文宣、関西ジャニーズJr.の室龍太、俳優の坂元健児、30-DELUXの清水順二が登壇。
本作は、今年4月から4都市で上演し約2万人が観覧した舞台『のべつまくなし』の演出や舞台セットなどを一新。30-DELUX得意のアクションに、歌とダンスを大胆に織り交ぜたオリジナル時代劇で、来年1月10日(金)からの東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)での公演を皮切りに、大阪、名古屋、福岡の4都市で上演する。
江田は1年も経たずしての再演を「うれしい」と喜び、松本は「確実にパワーアップしないといけないという気持ちで臨みたい」と気合十分。
山本は「オリンピックよりも盛り上げたいという意気込みで頑張りたい」と力強く語り、原は公開されたビジュアルに触れ、「金髪の編み込み。この髪型をできるジャニーズは他にいない。僕だけだと思う」と胸を張り、会場の笑いを誘った。
また、本作から参加する室は挨拶で「室龍太ソロコンサート開催につき、集まってくれてありがとうございます」とボケつつ、「緊張と楽しさでいっぱい。頑張りたい」と笑顔を見せた。
前回の共演を経て、関係性ができあがっているという宇宙Sixと30-DELUX。宇宙Sixは、夢や願望を制作総指揮の清水に相談しているそうで、山本は「これは前にはなかったこと。一緒に作っていくことが今できているので、自信はある」とコメント。
清水と山本は前作が終わってから3回食事をしたそうで、清水は「熱い思いがビシビシと伝わってくる。ビシビシとした山本亮太に期待してほしい」と力を込めた。
今年、『のべつまくなし』を経てそれぞれのメンバーが主演舞台を踏むなど、舞台での経験を積んでいる宇宙Six。江田は「役者としてのスキルが格段にに上がってると思う。それぞれの役の深め方も変わってくるし、関係性もより深く見せられる」と真摯な表情。松本は「歌に関しては、もっとスキルアップした歌を届けたい」と熱い思いを明かした。
また、村瀬と清水が共演を経て抱いた宇宙Sixの印象を明かす一幕も。村瀬は「自分をどうお客様に見せるのかという意識が全員高い」と褒め、「刺激をもらっています」と感謝。
一方、清水は「ズバリ変態」と断言。「ジャニーズ事務所の先輩方を見て育っているからなのか、Jr.の中でも職人集団とか呼ばれるなど、意識や個性、技術が高い。教えれば教えるほど吸収するし、本当に面白い集団。宇宙Sixと共演して、うちの劇団員の意識が高まりました。意見もよく言ってくるし、いい意味での変態です」と褒めちぎった。
さらに2019年、宇宙Sixはグループ全員合わせて全体で20本ほどの舞台にでていることもふれ、清水は「舞台出演の変態。ストイックにどんどんスケジュールを埋めてくるマネージャーも変態」と明かすと、宇宙Sixの4人も爆笑していた。
宇宙Sixもその勢いを感じているそうで、山本は「今年すごいんです。この波に乗って、2020年いいスタートになれるようにやるしかない」と意気込みを。原は単独主演を経て「まとまった時の宇宙Sixの力がどれだけパワーアップしているのか、僕たちも楽しみ」と期待を込めた。
舞台本番、稽古に単独ライブ、嵐ら先輩のバックにつくなど、さまざまな仕事が続くため、記者から「ごちゃごちゃになりません?」と声をかけられると、宇宙Sixは「できちゃうんです」と、得意げな表情を見せる。
ジャニーズに入所して18年経つメンバーもいるが、江田は「小さい頃からいろんな仕事やらせてもらっていたので、そういうスイッチはあるかもしれないですよね」と言い、原も「こっちでKAT-TUNのコンサートのバックについて、あっちで嵐のコンサートのバックついていたりしたので」と過去の経験が今につながっていると自信をのぞかせた。