『三千円の使いかた』より、葉山奨之さんのコメントが到着しました。

葵わかなさん主演の土ドラ『三千円の使いかた』(東海テレビ・フジテレビ系)は、姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちが、結婚や出産、育児、そして離婚など、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金をし、その夢をかなえるために奮闘する姿を描きます。

原田ひ香さんの原作小説は、2022年の年間ベストセラー第1位(トーハン調べ・文庫総合部門)で、現在81万3千部を突破。

第7話では、翔平(葉山奨之)からプロポーズされ、幸せの絶頂にいる美帆(葵わかな)。現実的な二人らしく、結婚や新生活にかかる費用の計算から始めますが、それさえも楽しい様子。

そんな二人の次なるイベントは「相手のご両親へのあいさつ」。しかし、翔平の実家を訪れた美帆は、御厨家とは180度異なる、自由すぎる両親に衝撃を受けます。

ドラマの中盤から登場し、物語のキーパーソンとなる沼田翔平を演じている葉山さんに、話を聞きました。

<葉山奨之 コメント>

――翔平を演じるうえで、心がけていることはありますか

翔平は、美帆と第4話のセミナーで出会い、第6話ではプロポーズするという、ドラマの中盤からの重要なキャラクターです。

ただ、ドラマの中心となるのは御厨家での出来事なので、翔平はそうしたストーリーの合間に登場しつつ、重要な役割を演じることになります。

今回の役で心がけているのは、そうした「ドラマで語られない時間」に、翔平が何を考えているのかを自分なりに整理して撮影に臨む、ということですね。

その作業を行わないと、現場に入ってから「あれ?いま翔平はどんな感情だろう」と混乱してしまうので、「このシーンの前には、こんなことをしていたのではないか」ということを、台本にびっしりと書いています。

――翔平は、美帆に的確なアドバイスをする役回りですね。

翔平は、美帆をしっかりと引っ張っていると思うけれど、僕はどちらかというと引っ張られるタイプ。

「俺についてこい!」とか言ってみたいですが、ソワソワしちゃうんですよね。だから、撮影現場では翔平とは真逆で、葵さんに「ついていきます!」って感じです。

葵さんとの共演は、4年ぶりくらいですが、現場全体を元気にしてくれる存在で、本当に頼もしいんです。

――ドラマの中に登場した印象的な貯蓄・節約方法は?

「いいアイデアだなぁ」と感動したのは、第5話で出てきた「365日貯金シート」ですね。

ドラマの中で紹介しているのは、僕=翔平なんですけど…。毎日少しずつ貯金していくだけで、1年間で6万6795円も貯められるっていう発想がすごいですよね。

土ドラ公式ホームページからもダウンロードできるので、視聴者の皆さんも美帆や翔平と一緒に貯めてほしいと思います。

――葉山さんの節約術を教えてください。

着なくなった洋服や使わなくなった物などは、買い取り専門のお店などに持っていって現金化しています。家に置いてあっても場所を取るだけですし、売ったお金で新しい洋服を買うことが多いですね。

「これも一つのSDGsだ」って、勝手に思いながら続けています(笑)。

ほかには、マイボトルを携帯することを心がけて、外出先で飲み物をなるべく買わないということかな。それと、この冬は暖房をなるべく使用せずに頑張っています!

――第7話の見どころを教えてください。

第6話の終わりで、翔平が美帆にプロポーズをして、このまま結婚に向かって一直線!と思ったら、意外な落とし穴があって…というのが第7話です。

僕自身、撮影をしていても翔平の感情の変化についていくのが大変でしたが、心地よい体感でしたね。ドラマ自体は、1時間ですけれど、長編映画ぐらい内容の詰まった回になっていると思います。

美帆と翔平がこれからどうなっていくのか、視聴者のみなさんも、二人を応援しながら見てもらえるとうれしいです。

――翔平の両親が、なかなかインパクトのある…。

そうなんですよ(笑)。もし、自分の親があんなふうだったら、彼女には対面前にしっかり説明すると思いますね。

「ちょっと強烈かもしれないけど、大丈夫だから」みたいな感じで。翔平は、サラッと実家に招いているので、ある意味「覚悟ができている」のかもしれません。そのシーンも楽しみにしていてください。

このシーンに限らず、今回のドラマには、人生の「あるある」がたくさん描かれています。「この状況で、自分だったらどうするだろう?」と考えながら見てもらうと、より楽しんでいただけると思います。

土ドラ『三千円の使いかた』第7話は、2月18日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<第7話あらすじ>

翔平(葉山奨之)からプロポーズされ喜びいっぱいの美帆(葵わかな)。

将来の目標を明確に持っている現実的な二人らしく、今後の結婚生活でどれくらいのお金が必要なのか計算を始めていた。御厨家の面々は驚くも温かく祝福、美帆は幸せの絶頂を感じていた。

そして美帆は、翔平の両親へあいさつをするために翔平の実家を訪れる。ところが…翔平の実家は、御厨家のポリシーとはまったく異なり、それぞれが自由奔放とも言えるかなり変わった家庭だった。

そして両親から、翔平も知らなかったお金にまつわる衝撃の事実が明かされ…。

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