薄幸さんが、お酒好きのイメージにたがわぬ存在感を見せました。
2月3日(金)、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ)が放送されました。MCは、松本人志さん、フットボールアワー(岩尾望さん、後藤輝基さん)。
ゲストには、市川猿之助さん、薄幸(納言)さん、高橋健介さん、MIYAVIさんが登場しました。
薄幸「居酒屋で一品頼むならナンコツの唐揚げが一番」
薄さんは、今回が初出演ですが、お酒好きのイメージがあるため…。
松本:なんか、(番組に)出てる感があったわ。
薄:そうですね。私も、出てる感あります!
一同:(笑)
「毎日芸人さんと飲んでます」という薄さんは、「もしこのメンバーで居酒屋に行って、一品だけ頼むとしたら、何を頼みますか?」と問いかけました。
みんなで一品をシェアする場合、薄さんは「ナンコツの唐揚げがベスト」と主張。ここから、いろんな意見が飛び出しました。
薄:「鶏の唐揚げ」だと、例えば、7人なのに6個しか入ってなかったとか…。
岩尾:そっか。「ナンコツの唐揚げ」やったら、7個で終わることはないもんな。
薄:「ナンコツの唐揚げ」の数を数えたことあるやつは、この世に一人もいないんですよ!
後藤:それやったら、「フライドポテト」のほうが、みんなとりやすくない?
薄:「フライドポテト」は、太いとき、ありません?細いのならいいですけど。あれ、9個くらいしか入ってないときあります。
一同:あははははははは!
猿之助:「枝豆」!「枝豆」!
松本:あ!
後藤:いいとこ!
薄:「枝豆」は、普通にしょうもない。
一同:(笑)
猿之助:なんだよぉー(と言ってうなだれる)。
後藤:そんなジャッジもされるの!?
薄:「枝豆」は、お通しで来て、ギリ許せるんで。金払って食うもんじゃない。
後藤:えー?頼みますけどね。
松本:あ、わかった!「銀杏」!「焼き銀杏」!
薄:「銀杏」は、日本人の2割の人が嫌いなのでダメです!
松本:知るか!
一同:あははははははは!
岩尾:「銀杏」、ええやん。
薄:殻つきのところもありますよね。あれ、面倒くさいです。
MIYAVI:わかった。「野菜スティック」!
薄:「野菜スティック」は、腹の足しにならないのでダメです。
これには「いやいや、ナンコツは?」(後藤)、「この人数で分けたら、なんでもそうや」(松本)とツッコミの声があがり、みな大笑い。
テンポよく、みなから提案されましたが、薄さんはバッサバッサと偏見!?を交えて否定し続けました。
すべて撃沈するなか、最後にクリアした「ナンコツの唐揚げ」以外の一品
薄さんは、「(ナンコツの唐揚げは)目を離した瞬間に、数が増えてるときあります(笑)」「めっちゃ好きな人はいないけど、嫌いな人いないんですよ」と、とにかく「ナンコツの唐揚げ」を激推し。
後藤:じゃあ、「タコの唐揚げ」は?うまいで!
薄:結構、脂っこいじゃないですか
松本:いやいや、「ナンコツの唐揚げ」脂っこいやろ!
後藤:同じ油や!
薄:あれは、後半食べきれないのでダメです。
松本:「キムチ」!「キムチ」は?
薄:「キムチ」は、まずいです!
一同:(爆笑)
松本さんは、おしぼりを叩きつけ、猿之助さんは「それって、あなたの感想ですよね?」と笑いました。
高橋:僕は、逆に「ポッキー」!
松本:逆ってなんやねん。
高橋:「ポッキー」は、満足もできるし、ポッキーゲームもできる!
松本:ポッキーゲームってなんすか?
後藤:(2人で1本のポッキーを両端から)両方くわえて(食べていく)、みたいなことやろ?
高橋:どっちが先に折れるかってことですけど、楽しくなったらチュー♡までいっちゃう、みたいな話ですよ。
MIYAVI:ナンコツで、ゲームできない?
高橋:ナンコツでゲーム!?
後藤:ナンコツは、両端加えた時点でキスよ。
MIYAVI:(笑)
高橋:じゃあ、「揚げパスタ」でもいいですよ。
薄:私、「揚げパスタ」頼むやつが一番キライ!!
高橋:…(何も言えないといった表情)。
薄:あれは、お通しでもギリ許せない。なんで茹でるもん揚げちゃってるんだよ。
一同:あぁ。
いろんな案が出尽くして、男性陣が撃沈していくなか、松本さんがひらめきました。
松本:完全にわかった!「ミックスナッツ」や。
猿之助:(拍手して)賛成!
薄:「ミックスナッツ」は、ジャイアントコーン、全員嫌いですよね?ジャイアントコーンにあたったとき、嫌じゃないですか?
松本:確かに、俺も嫌い。歯、取れたんかなと思う。
後藤:ちょうど前歯くらいですけどね。
そして、松本さんがもう一声。
松本:じゃあ、あれは?「スルメの天ぷら」。
薄:「スルメの天ぷら」は…OKかもしれないですね。
ポイントである量についても「数入ってる」(薄)、「わりとオバハンの頭くらい(ボリュームある)」(松本)ということで、ついにクリア!
最後に、松本さんが「あと、『板わさ』もいいけどなぁ」とぶやくと、薄さんは「正月以外に食うと、申し訳ない気しません?」と言って、最後まで我が道を貫きました。