『三千円の使いかた』より、高田里穂さんのコメントが到着しました。
葵わかなさん主演の土ドラ『三千円の使いかた』(東海テレビ・フジテレビ系)は、姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金をし、その夢をかなえるために奮闘する姿を描きます。
原田ひ香さんの原作小説は、2022年の年間ベストセラー第1位(トーハン調べ・文庫総合部門)で、現在81万3千部を突破。
第5話では御厨琴子(中尾ミエ)の庭友(にわとも)で、よくいえば高等遊民、悪くいえばその日暮らしの小森安生(橋本淳)に、人生最大のピンチが訪れます。
安生は、このピンチをどのように乗り越えるのか、そして恋人・本木きなり(高田里穂)との関係は…。
今回は、そんな本木きなりを演じる高田里穂さんに話を聞きました。
<高田里穂 コメント>
――きなりという役を、どう捉えていますか?
フリーランスのライターとして仕事をバリバリこなして、一人で海外へ行ったりするアグレッシブさもある。その一方で、安生のような男性に対しても母性を持って愛情を捧ぐことのできる女性。それがきなりなんですね。
最初に台本を読んだときに、「すごく気持ちのいい子だなぁ」「心が斜め45度の角度で上を向いている、前向きな子だな」と感じました。私自身も仕事には前向きに取り組みたいし、大切な人には愛情を注ぎたいと思っています。
だから、きなりを演じる際も、役を構築するというより、自分の中にある「きなりの部分」を引き出すよう心がけました。
――高田さんは、安生のような男性に心惹かれますか?
うーん、私だったら安生さんのような男性はちょっと無理かも(笑)。
どちらかというと尊敬できるような人、「この人のようになりたい」と思えるような人に心惹かれますね。
そういう意味では、むしろきなりに惹かれています(笑)。ただ、安生さん自身はとても愛情深いし、他者の生き方を否定することはないと思うんです。「自分は、こういう生き方しかできない」と割りきっているし。
そんな安生さんだからこそ、誰とでも分け隔てなく接することができるのかなと思いますね。
――高田さんの「お金との付き合いかた」を教えてください。
以前は、貯金が苦手なタイプだったのですが、今回の脚本を読んでお金に対する意識が少し変わりました。
たとえば、第1話に出てきた「100円貯金」を、私も始めています。それと以前から行っているのは、アプリによる割引の活用、「ポイ活」ですね。商品を購入した際は、アプリを使ってお店のポイントやクーポンなどをもらうようにしています。
貯蓄に目覚めたという意味では、美帆(葵わかな)っぽい部分もあるし、ポイントを活用しているという意味では、真帆(山崎紘菜)っぽくもあります。
――第5話の見どころを教えてください。
第5話では、安生さんが「やらかしちゃう」わけですが、それまで愛情を持って安生さんに接してきたきなりの感情が振りきれる、私自身も今回のドラマで一番印象深いシーンがあります。ぜひ楽しみにしていてください。
そして、このドラマはお金との付き合いかたが学べるだけでなく、いろいろな生き方や価値観にも触れられる点も魅力のひとつ。
毎回「あ、こういう考え方もあるのか」と視野を広げてもらっていて、そういう意味でも「お得」なドラマだと思います。
土ドラ『三千円の使いかた』第5話は、2月4日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<第5話あらすじ>
ホームセンターで琴子(中尾ミエ)と知り合い、庭友(にわとも)として仲良くなった安生(橋本淳)。40歳手前となった今でも、日雇いのアルバイトで稼ぎ、貯金ができると放浪の旅へ…年収は100万円程度だが、悠々自適な生活を満喫している。
持ち前の人懐っこさですっかり美帆(葵わかな)とも打ち解けるなど、なんだかんだと御厨家になじみ始めていた。
「子どもが欲しい」と願う恋人のきなり(高田里穂)をうまくはぐらかしていたが、ある日、安生のもとに得体の知れない若い女性が訪ねてくる。
これまでの生活を揺るがす安生の大ピンチに、美帆は…。
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