1月20日、映画「イチケイのカラス」続!大ヒット祈祷イベント in 熊野本宮大社が行われ、竹野内豊さん、田中亮監督が出席しました。

2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠で放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。本作では、ドラマから2年後のストーリーが描かれます。

熊野本宮大社は、熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心で、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮。

境内のいたるところに飾られている“八咫烏 ”(ヤタガラス )は、ドラマ『イチケイのカラス』でもイラストとして登場しており、作品にとって熊野は縁深い場所となっています。

竹野内豊 熊野本宮大社でニッコリ「あと2時間は回りたかった」

この日、初めて熊野本宮大社を訪れたという竹野内さんは、目に映る景色の美しさに圧倒された様子。終始、神妙な面持ちで約20分のご祈祷を受け、玉串を奉納し、心を込めて大ヒットを祈りました。

ご祈祷中の思いを聞かれると、「映画が多くの方々に喜んでいただける作品になることを神様にお願いしました。そして、『この世の中が早くコロナや、いろいろなことが明けて、少しでもみんなが心に希望を持てるように、そういう時代が早く来るといいな』と思っていました」とコメント。

祈祷後は宮司・神職・巫女とともに“導きのカラス・八咫烏”と“イチケイのカラス”の特別コラボのフォトセッションを実施。鮮やかなカラスの旗とカラスのしめ縄が飾られた神門の前で、絵馬に見立てた看板をもって撮影しました。

その後は、宮司の案内のもと、境内を散策。

158段の石段を登っても、さわやかな笑顔を見せ、田中監督と散策を楽しみ、「すごいな」と思わず声を漏らす場面も多く見せました。

そして、通常は公開していないという、本殿の奥にある“籠縁(こもりえん)”に特別に案内をしてもらった竹野内さんは、宮司の説明を熱心に聞き入り、何度も質問をしたりと終始興味深い様子。

その後は竹野内さんと田中監督でカラスの形をしたおみくじを引きました。熊野本宮大社のおみくじは、大吉や吉などが記載されるものではなく、漢字1文字が与えられるというユニークなもの。

竹野内さんは、「風」、田中監督は「和」をそれぞれ引き、竹野内さんは「『イチケイのカラス』が公開して飛び立ち、その風に乗って多くの皆さんのもとに届くといいな、と思ってます」とおみくじでひいた「風」にかけたコメント。

それに対し、田中監督は、「チーム一丸、和となって作ったイチケイが多くの人に届くことを祈ってます」と作品への熱い思いを語りました。

竹野内さんは、神聖で厳かな熊野本宮大社で、「あと2時間は回りたかった」というほど、お気に召した様子で、終始穏やかな様子でイベントが終了しました。

作品概要

ストーリー

入間みちお(竹野内豊)が、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二に包丁を突きつけたという傷害事件。

事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵…。

一方、坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士に。配属先は奇しくもみちおの隣町…。

そこで出会った人権派弁護士・月本信吾(斎藤工)とバディを組み、人々の悩みに寄り添う月本に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる。

2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならない パンドラの箱だった――!? どうする、みちお…!!

映画「イチケイのカラス」は、全国公開中。
配給:東宝
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