堂本光一さん(KinKi Kids)が作・構成・演出を手掛け、主演を務める、ミュージカル「Endless SHOCK」(以下、本編)の製作発表が、1月16日に東京・帝国劇場で行われ、堂本さん、佐藤勝利さん(Sexy Zone)、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)らが出席しました。
本作では、ライバル役とオーナー役がWキャストとなり、それぞれ佐藤さん&前田美波里さん、北山さん&島田歌穂さんが務めます。
堂本光一「Endless SHOCK」の2作同時上演を発表に、佐藤勝利&北山宏光「(聞いたのは)ほぼ今日」
北山宏光「2022年に演じたヒロミツを、今年もっと超えられるように」
ふぉ~ゆ~の越岡裕貴さんは、「2022年の記者会見では、ふぉ〜ゆ〜は外されていたので、2023年の記者会見にはこうして呼んでいただけて、大変光栄に思います。これまで『Endless SHOCK』も『Endless SHOCK -Eternal-』にも出演してきているので、“SHOCKパイセン“として、全力でサポートしていけたらなと思います」と挨拶。
松崎祐介さんは「個人的には、堂本光一くんの次に舞台に立っている数が多いということで」と切り出すと、堂本さんが「本当に、SHOCKの汚点だよね」と返し、笑いを誘いました。
改めて松崎さんは「それだけ、光一くんの背中を見ているということなんですよ。次の後輩や、宏光、勝利にこの背中を預けたいと思います!」と意気込むも、堂本さんから「本当によく分からない」と指摘されました。
前田さんは「今年も去年の『Eternal』に続きまして、今回は3日前に『両方(2作とも)、演じるぞ』と伺いまして、これはまた大変なことだと。台本を2冊並べて、がんばらなきゃいけないですね、勝利くん。つらいんです私たちは、2つの作品ですから。帝劇で1日に2回も演じられる、舞台人としてはすごく幸せです。今から、必死になって稽古いたします」と気合い十分。
島田さんは「昨年の秋、博多座公演で初めて参加させていただきました。今回こうしてまたお声かけいただいて、本当にうれしく思います。『Endless SHOCK』と『Endless SHOCK -Eternal-』(の2公演)、なんとなく去年からそんな予感はしていたんですが(笑)、『やっぱりそうか』とわなわなしていました。新たな歴史の1ページがまた開かれるんだなと、そこに参加させていただけることに感謝いたします」と伝えました。
北山さんは「今回2作を同時にやると聞いて、本当にびっくりして。『大変だ』と聞いて、今震え上がっています。『Eternal』は、本編の3年後のスピンオフだと聞いて、どう自分の気持ちが変わっていくのか、そういうところも台本とにらめっこをしながら、自分なりのヒロミツを真摯に演じていけたらと思います。2022年に演じたヒロミツという役を、今年もっと超えられるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と語りました。
佐藤勝利、堂本光一からの急な要求にも即対応
ライバル役の2人に、記者から昨年を振り返って培ったことや、つらかったことなどのエピソードを聞かれると、佐藤さんは「『Eternal』で、急に『踊って』と言われることがあるので…」と回顧。
北山さんが「急に踊って!?」と驚くと、堂本さんは「公演が進んでいって、途中で俺の思いつきというか。『勝利、ちょっと踊って』と、2日くらいで振りを入れてもらった」と明かしました。
しかし、佐藤さんが「当日入れて、次の日からやりました」と訂正すると、堂本さんは「血が騒ぐでしょ?そういうの無くなっちゃったじゃん、そういうの欲しいよね」と反応。
佐藤さんは「欲しいですね、僕は血がたぎりました。どんどん本番で気づき出したりすることもあるので、それについていくことで、“SHOCK ファミリー”に入れていただいた喜びを感じられたり、楽しさだったり、選んでいただいてうれしかったなと僕は感じました」と答えました。
北山さんは「キャストたちがギリギリまで追い込んだ状態で、お客さんに提供すると、光一さんの背中を見て思っていたんですが、いち公演が終わるとまたスタートに戻って。次の日ゼロからまた立ち上げていくという、肉体と精神の強さを持っていないとできないなと思いました。それが、やり遂げた後に快感になっていくところに『Endless SHOCK』の中毒性を感じたので。それを経験できたことは、自分にとって良かったなと思います。僕は、博多(での公演)だったので合宿のような感じで、いい思い出になりました」と振り返りました。
また、博多公演の際、堂本さんと北山さんは、ホテルで食事をともにしたそう。
堂本さんは「ホテルで宏光が出前をとってくれるんですよ。アジアン系の料理をとってくれたんだけど、全然俺の口に合わなくて(笑)」と明かすと、北山さんは「すみません。俺のリサーチ不足で」と苦笑しました。
続く質問では、堂本さんがキャストの魅力を紹介。
堂本さんが、中村麗乃さん(乃木坂46)の印象を話し終えると、ふぉ〜ゆ〜の2人が「ぼくらは?ぼくらは?」と欲しがるも、堂本さんは「もういいです、ないです」と拒否。
それでも松崎さんが「1行、2行でいいので」と懇願すると、堂本さんは「福ちゃん(福田悠太さん)と辰巳(辰巳雄大さん)は出ないの?」とひとこと。「あいつらも忙しいんでしょうね」と答えると、MCが「ありがとうございました」と引き取り、笑いが起きました。
松崎祐介、結婚の証人は堂本光一と相葉雅紀
「堂本さんから学んだこと」を聞かれた佐藤さんは、「『SHOCK』を経験して、他のお仕事でも、臨みかたが変わったというか。光一くんに鍛え上げられてもらって、人生を変えてもらいました」と答えると、堂本さんは「もっと言って、もっと」とニッコリ。
佐藤さんは「本当にそうなんですよ、いろいろなことに自分から挑戦するという。(挑戦するには)怖さがあるんですね。でも壊れたり、一歩踏み出してみないと新しいものを作れないことを学んだので。今までやってきたことは裏切らないし、芯の部分は壊れないので、とにかく目の前のことをやってみるという勇気を教えてもらいました」と語りました。
昨年末に結婚を発表した松崎さんは、今回が発表後初の公式の場。「いろいろな方に『おめでとうございます』と言われて、結婚したんだっていう実感が出てきました」とコメント。
結婚の報告を受けた堂本さんは、「『話があります』とすごく改まって、全然松っぽくなくて。聞いてびっくりしましたけど、ふぉ〜ゆ〜としても松が結婚するってすごくステキだなと思って。だって、松だよ?『マジで!良かったね〜』って、それが第一声でした」と明かしました。
お祝いについて聞かれると、松崎さんは「お祝いというか、光一くんに(婚姻届の)証人を(書いていただきました) 。嵐の相葉くん(相葉雅紀)と。12月の忙しいときに書いていただいて」と感謝。
記者が「光一さんの番は、まだ回ってこないですか?」と振ると、堂本さんは「ないですね。全然焦ってもいないので」とクールに返答。
すかさず松崎さんが「そのときは、僕が証人書くんで」と名乗り出るも、堂本さんは「それはちょっと考えさせて」と笑いました。
ミュージカル「Endless SHOCK」は、4月・5月に帝国劇場で上演予定。
最新情報は、ミュージカル「Endless SHOCK」公式サイトまで。