竜星涼さん主演、水10ドラマ『スタンドUPスタート』の “スタートUPイベント”が1月12日に行われ、竜星さん、小泉孝太郎さん、吉野北人さん、小手伸也さんが登場しました。

本作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の、福田秀さんによる人気コミックが原作。

「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(みほし・たいよう/竜星)が、自称“人間投資家”として、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資し、「スタートアップ(起業)」で再び生きる希望を取り戻させていく“人間再生ドラマ”です。

イベントは、ビジネスコミュニケーション科を設置している東京都立大田桜台高等学校で行われました。

今年30歳の竜星涼「まだ学生の気持ちが残っている」

竜星涼「ぜひ竹下通りに!」役者志望だった学生にエール

イベントでは、出演者が高校生の相談に乗りました。

相談1:やりたいことはあるけれど、どう活かしたらいいか、わからない。

小手さんが「やりたいこととは?」と聞くと、 相談者の生徒は「製菓の専門大学に行きたいけれど、どんな仕事にしたらいいか、はっきり決まらない」と明かしました。小手さんが「じゃあパティシエ」と即答するも、「パティシエになりたいわけではない」と返答が。

竜星さんは「自分でも、まだわかってないんだ」とフォローしました。

悩んだ小手さんが「商品開発をしたいのかな?考えよう!コンビニのスイーツ開発は?」と聞くと、少し生徒にハマった様子。吉野さんは「とりあえずやってみるのはどうですか?」とアドバイスを。

そして小泉さんは、「学生時代って横のつながりでしょ。(進学したら)どんどん上へ行ってください。先輩や、20代、30代、40代の人たちと関わることを大事にしてほしい。そこに必ずヒントがあると思います。悩んだときは上を見るといい。上の世界で知り合いを作っておくと、困ったときに必ず助けてくれる」と、エールを送りました。

小泉さんの説得力のある言葉に、竜星さんらは「さすがです」と感嘆していました。

相談2:将来、仕事をする上で、上司や同僚とうまく関係を作れるか不安。

相談をした生徒は、どうやら普段はイジられキャラの様子。

小手さんは「僕も結構イジられキャラで、なんで笑われているかわからない瞬間とかあるけど、あまり自分を過小評価しないで、どんどん行けばいいんじゃないかな。変に引いたり、斜に構えたりするんじゃなくて。人間同士って正面からぶつかり合うほうが、その後のつながりは深くなる。結局、社会に出て一番大事なのって、僕は人間力だと思うんです。人間力が高いと人が寄ってくるし、ある程度の失敗なら許されるし」と、丁寧に回答。

竜星さんは「行動力も大事ですよね。『相手に迷惑かな』とか思うかもしれないけど、迷惑かどうかは相手が決めること。『嫌だ』と言われたら控えようと思うくらいで、自分が思うとおりに、相手にぶつかってみるのが大事だと思います」と、真摯に答えました。

相談3:保健室の先生になりたいけれど、どうすればいい?

小手さんは「医療系の学校だ」と即答。竜星さんが「Googleで『保健室の先生 なりたい』(で検索)」と言うも、その生徒はすでに調べたそう。

すると小手さんは「じゃあ、この学校の保健室の先生に聞きなさい」とズバリ。

小泉さんが「会う人、会う人に聞けばいいんじゃない?面白い答えが返ってくるかもしれないし、ひょっとしたら違う道に行くかも」と言うと、小手さんは「間違えて役者になっちゃったり」と、ニヤリと笑いました。

すると、その生徒は実際、中学生の頃に役者になりたいと思っていたそうで、小手さんは「演技もできる保健室の先生、あると思う」と、新たな道を提案。

竜星さんは「来ちゃいなよ!こっち!」と、笑顔で手招きしました。続けて「俺、ちょうど高校2年生のときに竹下通りでスカウトされたので、ぜひ竹下通りに!」と勧誘。すると小手さんが「君、学校の保健室の先生やってみない?」と“スカウトマン”になりきって、爆笑をさらいました。

『スタンドUPスタート』は1月18日(水)スタート!毎週水曜22時より、フジテレビで放送されます(初回15分拡大)。