ガーデナーの青木真理子さんに密着しました。
青木さんは5年前に、日本有数のガーデニングコンテストにて、最年少で大賞を受賞。
現在は、フリーのガーデナーとして、個人宅の庭や店舗の植栽などを行っています。
山形県で両親と姉夫婦、鳥や猫たちとにぎやかに暮らしている青木さんが、庭造りを始めたのは20歳のとき。モノが溢れかえっていた祖母の庭の片付けがきっかけだったといいます。
番組では、青木さんの庭造りへのこだわりや、植物への愛に迫りました。
四季折々の自然が楽しめる庭を作り上げる、ガーデナー・青木真理子さんの“セブンルール”とは?
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ルール①:服は緑色しか着ない
ガーデナーとして活躍する青木さんのトレードマークは、全身緑色の服。
彼女は、春だけでなく、夏は真緑、秋はカーキ、冬は青緑、と季節に合わせて緑色の服を着ます。
髪も、1年中緑色に染めるなど緑づくし。しかし、高校時代はピンクが好きだったそうで「そのときに好きだと思ったものを全投入。全摂取したいよね」と明かしました。
スタジオでは、青木崇高さんが「19、20歳のとき、全身オレンジの服を着て、オレンジ色のモヒカンにしていた」と告白。
「体毛も全部剃っていた」と明かすと、YOUさんは「どういったご気分だったんですか?」と笑いました。
ルール②:メンテナンスはお客さんと一緒にする
この日は、1年前に庭を作ったお客さんの家を訪れました。
青木さんは、造園後でも依頼があれば、メンテナンスに向かい、お客さんと一緒に手入れをします。
メンテナンスに呼ばれなくなることが、彼女にとって1番の喜びだそうで、「自分で手をかけるから、咲いたときの喜びがあるんじゃないかなと思う」と語りました。
ルール③:宿根草をメインに植える
青木さんは、中学を卒業し、通信制の高校へ進学すると、花の生産農家でアルバイトをすることに。
その理由を「(アルバイト先で)ピアスを外せ、髪色もちゃんとして、何時から何時までって決まりがあるので、イヤだなと思っていた。(そういうことを言われない)農家、いいじゃんと思って」と説明。
植物に触れる中で、「手をかけただけよくなるけど、手をかけすぎてもよくない。自然と良い距離感で共存できるからいい」と興味を持ち、高校を卒業すると、10年以上かけて自宅の庭を作り上げました。
彼女が作る庭では、毎年開花するという宿根草(しゅっこんそう)をメインに植えます。
そうすることで、1年を通して葉の色や形を楽しむことができ、花が季節の訪れを告げてくれるそうです。
ルール④:服は直して長く着る
青木さんは、色が落ちてきた緑色の服を染め直します。
「誰か作った人がいるんだから、何でも直せるんだよ。直すから愛着が湧くんだよ」と1着を長く愛用します。
ルール⑤:気に入った野草は写真に撮る
青木さんが暮らす、山形県長井市には田園地帯が広がっており、手付かずの自然が多く残っています。
運転中でも、気になった風景があると車を停め、写真におさめます。
青木さんは「違和感がなく、できあがっているものってすげぇ」と語り、「『田舎で何もない』っていう人は、何も見えてないから、何もないって思う。自分で知ろうとか作ろうって思う人にとっては、田舎なんて宝の山だよね」と伝えました。
ルール⑥:エクステリアも自分で決める
この日は写真館・STUDIO YOSHIDA LABから、「店先の駐車スペースの一部を庭園にしたい」と依頼が。
庭造りを始める前に青木さんが向かったのは、アンティークショップ。
そこでは、木や植物が生きるようにと、お店の入り口となるドアを探しました。
写真館に戻ると、外壁の塗装も担当し、本格的な庭造りがスタートしました。
ルール⑦:植物の側に名札を刺す
お店の外壁が完成すると、青木さんは木や植物を植えていきます。
宿根草の苗を配置すると、最後に植物一つひとつに名前を添えます。
青木さんは「名前があることで大切にしてくれるし、花で時期を知ることもできる」と、名札を刺すことの大事さを説明。
そして4ヵ月をかけ、庭が完成。
庭を見て、依頼者は「今は植えたばかりなので、想像がつかないですけど、来年の葉っぱが出るときが楽しみ」と喜びました。
未来を見据えて作る庭について、青木さんは「変わらないものに興味がない。(植物も)やる気を出すときと出さない年があるから、お伺いを立てながら。どうなるか分からないから続くんだよね、『何でなんだろう?』って言っているのが一番楽しい」と語りました。
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番組公式HP:https://www.ktv.jp/7rules/
モデル、母親、社長業を担う 紗栄子のセブンルールとは?
1月17日(火)放送の『セブンルール』は、タレント・紗栄子さんに密着。
モデルをはじめ表舞台に立つ仕事のほか、洋服のデザイン、美容アイテムのプロデュースなど、ファッション業界で幅広い女性から支持を得る彼女は、2人の息子を育てるシングルマザー。
最近では、保護馬活動にも力を入れ、経営破綻寸前だった栃木県・大田原の牧場を運営するなど、モデル、母親、社長業と複数の役割を担っています。
多忙な日々を送る紗栄子さんの素顔、3拠点生活を送るホンネとその実態とは?