フジテレビ系オトナの土ドラ『リカ』は、愛に飢えた自称28歳の“純愛モンスター”リカ(高岡早紀)が、運命の相手を手に入れるために周囲を破滅に追い込んでいくサイコスリラー。

映画プロデューサーの本間隆雄(大谷亮平)と出会い、ついにリカの猟奇的なスイッチが入った。

11月16日(土)放送の第6話では、リカのストーカーがいよいよ本格化。ネットが震えた“ゾクッ”とするセリフ&シーンをプレイバックする。

<ゾクッとしたセリフ①>

現金を渡して「私たち、親友になれそうね」(byリカ)

会社の受付にリカが訪ねてきていると言われ驚愕した本間は、居留守を使う。

エントランスでは、花山病院で同僚だった千秋(夏菜)が、物陰からリカの様子を見ていた。そっと逃げようとしたところ、「千秋さん?」と呼び止められて振り返ると、笑顔のリカが…。

リカは、 千秋が本間と同じ会社に勤めていると知り、喫茶店に誘う。

そこで千秋は、本間に別居中の妻子がいることを教えてしまう。それを聞いた リカは、「娘さん、きっとかわいいんだろうなぁ」とつぶやく。

入院する父のためにお金が必要だという千秋に、リカは「困ったときは、お互い様よ。私たち、親友になれそうね」と言って、財布から多額の現金を出して渡す。

ネットでは、これからリカに利用されるであろう千秋に対して「嫌な予感が…」「リカの親友は、殺される説!?」と書き込まれ、恐ろしい未来を想像する人が相次いだ。

数日後、本間はリカに会って、「すべて映画のリサーチのためだった」と正直に伝える。謝礼金を渡し、「もう連絡もしないで欲しい」と頭を下げるが、リカは受け取ろうとしない。

それどころか、「運命の赤い糸で結ばれてるんだから」と語り始め、困惑する本間をよそに「離婚が成立したら私が専業主婦になって、たかおさん(本間)を一生支えてあげる」と言い放つ。

リカが、娘のことまで知っていたことに驚いた本間は、「いい加減にしてください!」と怒り、謝礼金を置いてその場を立ち去る。

<ゾクッとしたシーン①>

ドアに貼られた3枚の1万円札

夜、本間が家で亜矢(稲垣来泉)に食事をさせていると、インターホンが鳴る。ドアを出て外を見るが誰もいない。

だが、振り返ると、玄関のドアに、リカに渡したはずの3枚の1万円札と「御礼」の封筒が、キレイに並べて貼り付けられていた。

この恐ろしいシーンに「リカがいるかと思ったら…」「お札みたいで不気味!」「早業過ぎる!」と、視聴者にも本間と同じく戦慄が走った。

リカが千秋に、新しい携帯番号と住所を教えてほしいと頼んでいたのだった。

部屋で一人でいる本間のもとに、電話がかかってきて「きちんとお返ししたかったの」とリカ。本間が怒っても、「たかおさん、仕事や離婚のことで疲れてるのね」と、噛み合わない会話をし、一方的に切られてしまう。

<ゾクッとしたセリフ②>

3年ぶりの舌打ち&「死ねばいい」(byリカ)

本間は、リカのしつこさを後輩の坂井(内田健司)に打ち明けると、仕事で付き合いのある探偵の原田(柏原収史)を紹介される。

後日、原田から調査結果を聞いた本間は、リカが務めていた花山病院での火災事件のことを知る。

リカの仕業かと疑念を抱く本間に、原田は「もしすべての犯行が雨宮リカの犯行だとしたら、巧妙な手口を使う、とてつもなく頭のいいモンスターということになります」と告げる。

一方、リカは千秋を喫茶店に呼び出し、盗聴器の細工をしたスマホを設置するよう依頼していた。千秋は断ろうとするが、またもやお金をちらつかされて…。

そこに偶然、坂井がやって来る。リカを見た坂井は、本間が迷惑しているからやめてくれと言い、さらに「身を引いたほうがいいですよ。探偵を雇ってそっちの素性を調べることぐらい簡単なんですから」と、語気を強めた。

リカは、坂井をまっすぐ見つめて「たかおさんと私は、誰よりもわかり合っているんです」と反論すると、坂井は「本間さんがあんたみたいなのを相手にするわけないだろ。キモいんだよ、ストーカーが!」と、声を荒げて立ち去った。

去っていく坂井の後ろ姿を睨みつけながら、リカは「チッ」と舌打ちをしたあと、ゆっくりと視線を外して「死ねばいい」とつぶやくのだった。

このお約束の展開に、ネットでは「キターーー!」「いただきました!」「舌打ちからの有言実行」と大盛りあがり。

そして、視聴者の予感は的中し、坂井は次のシーンで歩道橋の上から転落死してしまう。

犠牲者が出たことで、恐怖を覚える千秋のもとに、リカから電話がかかってくる。坂井が死んだことを伝えても驚かないリカは、今度は、探偵のことを調べるよう依頼してきた。

千秋は、慌てて断ろうとするが、「坂井さんみたいになりたくないでしょ」とリカ。その一言で凍りついた千秋は、3年前の事件も、リカの仕業だったのではと恐怖に怯えるのだった。