鈴鹿央士さんと藤間爽子さんが自身の学生時代の思い出を明かしました。

現在放送中の木曜劇場『silent』(読み:サイレント)。主人公の青羽紬(あおば・つむぎ/川口春奈)が、かつて本気で愛した恋人である佐倉想(さくら・そう/目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーです。

本作は、これまでに、見逃し配信の再生数で3度の“歴代最高”記録を更新。さらに、番組公式SNSのフォロワー数がTwitterで60万人、Instagramでは122万人を突破するなど、話題となっています。

11月27日、「映像がまるで映画のようだ」という多くの声を受け、第1話を映画館のスクリーンで上映。

その後、ドラマに出演する鈴鹿央士さん、藤間爽子さん、このドラマのファンを公言する若槻千夏さん、そして村瀬健プロデューサーが登壇し、トークイベントが行われました。

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イベントでは、観客からの質問に答える場面も。

「どんな高校生でしたか?(ドラマのように)下校の思い出はありますか?」と聞かれ、鈴鹿さんは「勉強して、部活して、自転車漕いでたくらいです」と回答。

若槻さんから「モテたでしょ、モテたよね?」と聞かれると、鈴鹿さんは「僕の学校は県内でも『美男美女が集まる学校』と呼ばれていました」と明かし、「僕よりモテてる人がいて、僕は“弱火”くらい。“ファイヤー”みたいにモテている男の子もいたので、おかげで僕は隠れて静かに暮らしていました」とコメント。

若槻さんが「本当にモテる人って気付かないから」と指摘すると、鈴鹿さんは「1回も聞いたことないです」と、はにかみました。

「普通の高校生で、部活に入っていなかった」という藤間さんは、「(川口)春奈と同級生で、同じ高校だった」と紹介。

「春奈と今みたいにふざけあったり、ノートを貸したときに、春奈が仕事でなかなか返してくれなくて、『そろそろ返してよ』と言ったら、お詫びに『シールのついた手作りおにぎり』をつけて返してくれました」とエピソードを披露しました。

村瀬さんは、川口さんと藤間さんが同級生であることをキャスティングの後から知ったそうで、「現場で2人ならではの空気があって、目黒くんと鈴鹿くんのところは入っていけるんですけど、川口さんと藤間さんのところは、聞いちゃいけない会話をしてそうで、近付きにくいです(笑)」と明かしました。

続いて、「川口さん、目黒さんとのエピソード」について聞かれると、鈴鹿さんは「あの2人はずっと優しいですね。目黒さんはクランクインしてから、20日間くらいずっと会えず、(一度も会えないまま)想のことを思い続けてお芝居していたので、実際に会えたときは本当にうれしかったですね」と振り返りました。

最近、目黒さんと話したことについて、鈴鹿さんは「焼肉屋さんのシーンで、アプリを使って話していているのですが、目黒さんが『あだ名考えた』って入力してきて、『なんですか?』と聞いたら、『赤ちゃん』って(笑)。(僕のあだ名は)ベイビーらしいです」と笑顔。

撮影現場での会話も、ドラマのように文字入力で話していたそうで、若槻さんはサイレントなやりとりに驚きました。

藤間さんは「光くん(板垣李光人)が普段からおしゃれで、以前タイヤみたいな靴を履いてきたんですよ。ビックリして『タイヤ?』って聞いたら『そうなんです』と言っていて、別の現場ではクロックスにツノが生えていた」と告白。

「それを鈴鹿くんと履きあったりして、楽しかった」と、板垣さんの靴の話で盛り上がりました。

最後に、ドラマのセリフにちなみ「コーヒーとココア、どっちがいい?」と質問が飛ぶと、藤間さんは「私はお子ちゃまなので、ココアかな」と回答。鈴鹿さんは「コンポタ」と笑顔で答え、客席からは拍手が起きました。