戸田恵梨香さんと永野芽郁さんが、高校生たちからの質問に答えました。

11月15日に行われた、映画「母性」の公開直前イベントに、戸田さん、永野さんが登壇しました。

この作品は、湊かなえさんによる小説が原作。ある未解決事件の顛末を、“娘を愛せない母”と“母に愛されたい娘”の2つの視点から未解決事件の真相が明らかになっていくミステリー。

母のルミ子を戸田さん、娘の清佳を永野さんが演じます。

女子高生からの質問に戸田&永野が真剣回答!

都内の女子校で行われた本イベント。

娘・清佳と同世代の女子高生達からのお悩み相談のコーナーでは、母や娘に関する多くの質問が寄せられました。

「あらためてお母さんのこんなところが好きだな」と思うことについて聞かれると、戸田さんは「母は子どもたちのためにすべての時間を使ってくれていた。一生懸命私たちと向き合ってくれていたので、大人になって振り返ると『恵まれた環境で育ったんだな』とあらためて感じました」と語りました。

永野さんは、「小さい時からやりたいことを何でもやらせてくれた。親子ではあるけれど、愛情だけでつながっている関係性でもあった。『あらためて好きだな』って思いました」と笑顔を見せました。

「親と性格や考え方が合わない」との悩みに戸田さんは、「親に限らず、自分以外は他人なので考え方が違うのが当たり前だと思います。正しいか、間違っているかはわからないけれど、両親が経験してきたことは一つの案としてある」。

続けて、「ルミ子も彼女なりに子どもに向き合っていて、母性って言葉で言い表せない、示せないもの。そういう部分ではなくて、自分がどうしたいのか、自分が心躍るものを選択していってほしいなと思います」とアドバイスを送りました。

永野さんは、「簡単には言えないですが、“理解されてないから愛されていない”のは違うかなって。まずは『理解されるように努力するか、相手を理解するように努力するかを考えるのが早い』って私なら思います!」と自身の意見を述べました。

また、「どんな学生生活だったか」と聞かれると、戸田さんは、「私、ずーっと笑っているか、寝っちゃっているような学生でした」と告白。

永野さんや生徒たちから、「カワイイ!!」と声が上がると、戸田さんは頬に手を当てながら「そうなんです~」とニッコリ。

永野さんは、「楽しいことが大好きで走ることが好きだったので、休み時間はずっと校庭で鬼ごっこをしていました」と明かしました。

またも生徒たちから「カワイイ!!」と声が上がると、永野さんは「カワイイ?」と首を傾げ、会場に笑いが起きました。

「走ることが大好き」永野芽郁の幼少期エピソードに戸田恵梨香メロメロ

作品概要

ストーリー
女子高生が死亡した事件。事故か、自殺か、殺人か…その真相は不明。事件はなぜ起きたのか?
普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母と、愛されたい娘。
同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく…
母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」—2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。
母性に狂わされたのは母か?娘か?

映画「母性」は、11月23日(水・祝)より、全国公開。
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022映画「母性」製作委員会