2025年もいよいよ師走。
12月1日、年末恒例の世相を表した言葉を選ぶ「T&D保険グループ 新語・流行語大賞」「年間大賞」が発表されました。
選ばれたのは、日本初の女性首相となった高市早苗氏のこの言葉。
<高市早苗首相/10月・自民党総裁選決選投票後演説より>
「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」
選出理由は「ここのところとんと聞かなくなった気合の入った物言いに、働き方改革推進に取り組む経済界はド肝を抜かれた」というものでした。
夫・山本拓元衆院議員の息子が『サン!シャイン』にコメント寄稿
現職総理として16年ぶりに年間大賞となった高市首相について、夫・山本拓元衆議院議員の息子で福井県議の山本建氏が、『サン!シャイン』に特別にコメントを寄せてくれました。
<山本建 福井県議コメントより>
受賞時の写真を報道で目にしましたが、満面の笑みで受賞されていたので、素直におめでとう、という気持ちです。
――高市首相の働き方について
本人は全く苦に思っていないと思います。むしろ国民のためにリーダーとして働けることに生き生きしている印象です。
本人の意思でハードワークになっているとはいえ体調管理には気を付けてもらいたいと思います。
父親も体調が回復しておりますので、夫婦で支え合いながら頑張ってもらいたいです。
高市首相語った「働いて」の意図「皆様のために貢献したい」
高市首相は表彰式に自ら出席し、次のようにコメントしました。
高市早苗首相:
「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」という言葉ですが、賛否両論いただきました。こんな中で私がこの言葉を発したのが、自分が日本国という国家の国家経営者になるかもしれない立場になった時、つまり自民党の総裁選挙で勝利した日に言った言葉でございます。
言葉を発した意図については…、
高市早苗首相:
日本国の国家経営者としては、何としても自分も「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて、国家国民の皆様のために貢献したい」そんな思いがございました。
決して多くの国民の皆様にですね、働きすぎを奨励するような意図はございません。
また、長時間労働を美徳とするような意図もございませんので、そこはどうか誤解のなきようにお願いをいたします。この「働く」という言葉を一つスポットライトを当てていただいたことに心より感謝を申し上げます。
――総理は(「働いて」を)5回繰り返されました。その狙いは?
それはその場の雰囲気。雰囲気(笑)。大きな意味はございません。
就任から1カ月半…多忙を極め体調を心配する声も上がる中、健康管理について聞かれた高市首相。
高市早苗首相:
私は朝と夜、湯船に浸かります。ぐーっと湯船に浸かって、こう体中をマッサージして、体を目覚めさせる。それは私にとって至福の時間でございます。
高市首相の言葉が受賞したことについて、街の人の反応は…。
会社役員:
めちゃめちゃいいことかなと思いますね。働く人が生き生きとできる社会だったらいいなと思っていたので、すごく私たちにとっては後押しになったような気がしました。
経営者:
(総裁選後)その言葉を言っていた時、ニュースで言っていたのを見て、「かっこいいなぁ」と思っていたので、うれしい。
「働け働け」って言っていたんじゃなくて、自分たちが「働いて働いて」って言っていたので、すごく頼もしいなと思って。
2025年も残りわずか!あなたが印象に残った言葉は?
高市首相の他にも、「国宝」「麻辣湯」などさまざまな言葉が聞かれた2025年。
『サン!シャイン』スタジオで“個人的年間大賞”を聞いてみると…。
豊崎由里絵氏:
「物価高」ですね。「たっか!」って言っていたと思います。
週に1、2度スーパーでまとめ買いするんですけど、かごに満タンに入れて、3~4年前ぐらいまでは7000~8000円台だったなって。でも今同じように買うと1万円は超えちゃって…。
鈴木おさむ氏:
「古古古米」ですね。いまだにお米の値段って落ち着いてないですけど、7月8月ぐらいですか、この番組で連日お米の話してましたよね。こんなに米のことで毎日騒がれたのはすごいですよね。そしてこんなに高くなるなんて誰も思ってなかった。
SPキャスター・武田鉄矢氏:
私は「ミャクミャク」ですね。大変申し訳ない、第一印象がすごく悪くてですね、「誰が選んだんだ」と。ところがそれをゆっくりひっくり返すところにミャクミャクの神髄が…。
谷原章介キャスター:
今や夢中?
SPキャスター・武田鉄矢氏:
ちょっとね。ちょっとかわいく見えてくるんですよ。これは久しぶりに日本と大阪の大ヒットですね。
初の女性総理の言葉が年間大賞となった今年の新語・流行語大賞。
みなさんは今年、どのような言葉が印象に残っているでしょうか。
(『サン!シャイン』2025年12月2日放送より)
