浦島エイジ(山田涼介)は、恋人・雪村京花(門脇麦)を刺した容疑者として警察から追われる。京花は、病院に搬送されたものの意識不明の状態に。
<ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』の関連記事>
<【写真5枚】この記事の写真を見る>
ナミ(川栄李奈)に助けを求め、彼女の車でとある廃校に向かうエイジ。だが、ナミが一緒にいたのはエイジではなく、エイジのもう1人の人格“B一”だった。
そこでB一は、ナミに衝撃な事実を告げる。「後から生まれた人格は俺じゃない。浦島エイジは15年前に俺が生み出した別人格なんだよ」と──。
エイジの両親、浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)は、テレビのニュースで京花の事件を知る。心配した亀一は、エイジに連絡を取ろうとするが電話はつながらなかった。
B一は、15年前のLL事件後に世間から受けた仕打ちや母の死などで苦痛を味わった挙句、ついに感情が爆発し、意識を失って倒れたことをナミに話す。そのときに生まれたもう一つの人格がエイジであり、彼は自分に代わって苦痛を受けるためだけに生まれた存在だと言うのだ。
話し終えたB一は、椅子に縛り付けたナミを残して、その場から立ち去ろうとした。そんなB一に畑葉子(浅川梨奈)のことを切り出し、「本当はあなたが葉子を殺したんでしょ?だって、あのLLの息子なんだから」と言い放つナミ。
するとB一は激高し、「父さんはLLじゃない。真犯人は他にいる」と返し…。