毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
12月15日(日)の放送は、 今年「第31回高松宮殿下記念世界文化賞」演劇・映像部門を受賞した歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎と、EXILE ATSUSHI、歌舞伎俳優の中村児太郎が登場する。
坂東とATSUSHIを結び付けたのが、ATSUSHIと交流のあった中村だ。
坂東:もともとEXILEが出てきてから、素敵だと思っていたの、僕は。まさかこの人(中村)が知り合いだと思ってなかったから。
ATSUSHI:うれしいです。
坂東:(中村に)「じゃあ、一回話させてよ」ってことで、今回。
ATSUSHI:恐縮でございます。ありがとうございます、本当に。
坂東は、ATSUSHIに興味深々で「“舞台に立つ”って昔から思っていたの?」「バラードって子供の頃から好きだったの?」「童謡を歌おうと思ったのはどういう思いから?」など質問攻めに。ATSUSHIは、一つ一つ丁寧に答えていく。
「業界に向いていないかも」と思った過去
坂東:ATSUSHIさんもあがり症だとおっしゃっていたけど、僕も結構あがり症なんですよ。実は。
ATSUSHI:先日お聞きして、信じられなかったですよ。
坂東:だからこういうテレビとか舞台とか、(出演を)決めはするけど…。
舞台や収録の当日に「本番が来てしまった」といつも思っていると明かした坂東に、ATSUSHIも「業界に向いていないかもしれない」と思った過去などを明かし、お互いにステージ上で「心が折れてしまった」出来事、それを乗り越える術などを打ち明け合う。
坂東の率直な言葉にATSUSHIは「こんなにぶっちゃけて話してくださる本当の芸の達人はなかなかいない」と驚く。普段坂東の近くにいる中村は、その素顔や舞台でのエピソードを明かす。
歌舞伎俳優とアーティスト。同じ「ステージに立つ者」としての本音に迫る30分となっている。