妻夫⽊聡さんが、初共演だという窪⽥正孝さんとの関係を明かします。
11月6日(日)の『ボクらの時代』は、11月18日(金)公開予定の映画「ある男」に出演する、妻夫⽊聡さん、窪⽥正孝さん、原作者の平野啓⼀郎さんが登場します。
<窪田正孝、プロボクサーに挑む妻夫木聡の精神力に驚き>
妻夫木聡&窪田正孝「ボクシングが大好き」
妻夫木さんと窪田さんは「ボクシングが大好き」と鼎談がスタートします。
妻夫木:平野さんの作品をきっかけに…。
平野:あはははは。
妻夫木:「ある男」という映画がきっかけで、僕はボクシングをやるようになったんですけど。
窪田:ホントに。
妻夫木:(窪田さんと)仕事場でほとんど会わないのにさ、すごくプライベートで会ってるもんね、この半年間くらい。
窪田:そうですね。
平野:映画をきっかけ知り合ったの?その前から知り合いだったの?
妻夫木:その前は…ないか?
窪田:ない…。
妻夫木:会ったことも、ないか。
窪田:ないですね。
妻夫木さんは「奥さんとは、昔から仲良かったんですけど…」と、窪田さんの妻・水川あさみさんとの関係性や、会話を明かします。
平野啓一郎が「衝撃を受けた」作品
3人は、それぞれの子どものころについて語り合います。
平野:僕はね、子どものとき、あんまり本を読むのが好きじゃなかったんですよ。
妻夫木&窪田:えー。
平野:「昔から読書少年だったんですか?」とかよく言われるんですけど、本読みが嫌いっていうよりも、外で遊ぶ方が楽しかったんで。
妻夫木:えー!全然、イメージと逆だった。
窪田:そうなんですか!
平野:いい天気のときに、みんな外で野球とか、サッカーとかしてるのに、「なんで本なんか読んでなきゃけないのかな」って感じがしていて。
妻夫木:(笑)。
窪田:ああ。
平野:でもだんだん、高校くらいになって、文学の方に興味が移っていったって感じですかね。
妻夫木さんから「(文学を)好きになるきっかけってあるんですか?」と質問されると、平野さんは「すごく衝撃を受けた」という文学作品との出会いを語ります。
窪田正孝「幼少期に女性がいた記憶がない」
窪田さんは「男三人兄弟の末っ子で、兄のあとをずっとくっついて遊んでいた」と子ども時代を振り返り、「幼少期に女性がいた記憶がない」と言います。
平野:そうですか。へぇ。
窪田:不思議なんですけど、小学校も、男女があんまり仲良くなかった。
妻夫木:(笑)。
窪田:ちょっとしゃべったら「あ、女好きだ」って。
妻夫木:ああ、なるほど。
平野:僕の世代とかも、もろ、そうでしたね。
窪田:あ、やっぱそうですか。で、スポーツばっかりやっていて。体を動かすことが、とにかくすごく好きだったんですけど。
「一番好きだったのがバスケ」と、中学でバスケットボールに打ち込んだという窪田さん。
高校生になったころには、男女問わず「2人きりになると何しゃべっていいかわからなかった」「『人に関わらない仕事をしたい』と思っていた」と語ります。
ほかにも、平野さんが若くして芥川賞を受賞した際のエピソードや、うれしかった仕事、家族への思い、他人の評価についてなど、さまざまな話題を展開します。