7月の季語になるほど、真夏の食べ物として日本人から愛され続けている冷やし中華。
その発祥は1930年頃の東京で、すでに100年近くの歴史を持っています。
中華料理屋以外のファミレスやコンビニなどはもちろん、自炊でも親しまれる人気料理ですが、相変わらず毎年6月くらいから9月くらいまでの季節限定料理となっています。
ざるうどんやせいろ蕎麦など、冷たいうどんや蕎麦は一年中食べられるのに、これはいったいどうしたことでしょうか。
残念ながらその理由は定かではないのですが、我々日本人は幼いころから冷やし中華は「始めました」の宣言が公布されてから食べるもの、と教育をされており、100年以上経過したことでもはやDNAに刻印されてしまっているからかもしれません。
生命科学におけるこの分野の研究成果を待ちましょう。
「冷やし中華と、PCR検査始めました」近所の中華料理屋が本気を出してきた。
「PCR検査」を英語で言うと
“We’ve started serving chilled Chinese noodles and PCR tests.”
The nearby Chinese restaurant is going out all.
Point:PCR検査 = PCR test
冷やし中華は日本発祥の料理で対応する英単語が無いため、chilled Chinese noodles で表現しています。
料理名は、sushi = 寿司 や sukiyaki = すき焼き のように人気な料理はそのまま英語で呼ぶこともありますが、sweet and sour pork = 酢豚 のように料理の特長で表現することも多々あります。
食べたことのある料理はその特徴を英語で表現できるように日々考えてみましょう。
また、今回のポイントの PCR test は PCR = Polymerase Chain Reaction の略となり、正確に表現するとポリメラーゼ連鎖反応となります。
ここぞという時に使うと、博識かのようにふるまうことが出来ますね。
「PCR tests」ぜひ使ってみましょう。
フジテレビ×芸人・永野×「試験に出ない英単語」中山のコラボ企画。金曜日のくだらないけどためになる英会話=「金ため英会話」は、笑いながら楽しめる様々なシチュエーションをお届けします。
※「金ため英会話」の更新は今回で最終回となります。ご愛顧頂きありがとうございました。