博多華丸さん(博多華丸・大吉)の主演舞台が初日を迎えました。
舞台「羽世保スウィングボーイズ」が10月23日に東京・明治座で開幕。主演の博多華丸さんが、初日を終えた心境を語りました。
本作は、九州のとある港湾都市にある造船会社の溶接技師・五代らが、社内の和太鼓部やタップダンス部で市民フェスティバルへの入賞を目指し、奮闘する姿を描く物語。
主人公の五代に華丸さんが扮し、五代の娘役に今年SKE48を卒業した大場美奈さん、息子役を中村浩大さん(Jr.SP/ジャニーズJr.)、謎のジャズシンガー、チェリー・バードを元宝塚歌劇団の大空ゆうひさんが演じています。
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生放送直前、朝ドラを見ながらタップダンスを“こそ練”
開幕前の心境を「明治座初日の冒険」と表現していた華丸さんですが、無事に“冒険”を終え「何とか転覆せずに出航できたかなという感じ」と安心した様子。
続けて、「昨年、(福岡の)博多座、(大阪の)新歌舞伎座でやらせていただき、1年以上経って最後の最後に明治座です。博多座でご覧になった方からするとだいぶ変わっていると思いますが、役者さんだけでなく、ダンサーさんも太鼓の皆さんもいろいろな経験を積んで、さらにパワーアップした集合体になったのではないか」と振り返りました。
劇中、和太鼓の演奏やタップダンスに挑む場面もあり、「自主トレはやっていたのですが、今日の点数は60点ぐらい。この6日間でさらに成長したい」と意気込み、自主練については「NHKで朝ドラを見ながらこんなふうにしていました」とタップの仕草を披露。
「和太鼓はさすがに家にはないので、それなりに自分でリズムを刻んでいましたけど、その他、演技もありますので、何もかもやるのって大変。大谷はすごいなと思いましたね」と、“何もかもやっている”大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)のすごさに唸りました。
そして、「ここをぜひ観てほしいという場面は?」と聞かれると、「どれも素敵なシーンだと思いますが、後半のジャズとタップのセッションは毎回素敵だなと思います。200点を目指していきますので、ご期待ください」とアピール。
最後は「誠心誠意、この舞台にぶつけたいと思います。『あさイチ』(NHK)のほうは(相方の)博多大吉さんにお任せして、私は座っているだけという可能性もありますが(笑)、そのぶん、明治座に力を注ぎたいと思います」と力を込めました。