10月23日(日)に有明アリーナで行われた「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」。
<JO1・川尻蓮と白岩瑠姫が熱いハグ 「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」千秋楽・東京公演ライブレポート>
フジテレビュー!!では、この日行われた千秋楽公演の模様をレポート。ここでは、1時間超にわたって行われたアンコールについて紹介していきます。
ステージには、與那城奨さんが“店長”を務める「KIZUNA BAR」が登場。メロウな演奏に合わせて、JO1が“客”として次々と登場しました。
「いつもの…“濃いめ”でくれよ!」という川尻蓮さんには“常温の水”が。
鶴房汐恩さんと河野純喜さんは2人で登場。ドリンクを飲んだのち、河野さんが「汐恩の次に好きです」というと、鶴房さんが「純喜くんが一番好きです」といいながら満面の笑みを見せました。
佐藤景瑚さんが「拓実さ、俺にずっと『ご飯おごる』って言ってくれてるけど、おごってないよね?」というと、川西拓実さんは「いやいや、ぜんぜんいつでも行きましょう」と“わちゃわちゃ”。
木全翔也さんは「これぐらいの、ちっちゃい子見ませんでした?すかーーーーい!」と呼びかけると、金城碧海さんがアリーナに登場。「近いな!」と喜びながらセンターステージへと戻っていきました。
大平祥生さんとともに現れた豆原一成さんは「2人ともカメラで撮ってください!」とスタッフに指示を。2人で「お前…、僕に釣られてみる?」と甘いセリフを披露しました。
「ここにいるよ、見つけられるかな?」と白岩瑠姫さん。JO1メンバーやJAM(※JO1ファン)がしばらく会場を見渡しますが、普通に舞台袖から登場して「めっちゃ探したやん!」とツッコミが殺到。その後、“店長”の與那城さんと2人でカメラを見つめながら「12時過ぎても、帰さないよ…」と呼びかけ、悲鳴に近い歓声が上がりました。
白岩さんの「俺、やっぱJAMがいないとダメだわ」という言葉ののち、「Dreaming Night」「STAY」「Touch!」を歌唱。
続けて、木全さんが「ズッ友だよ〜!!!」とJAMに呼びかけながら「My Friends」へ。與那城さんが白岩さんへ“頭ポンポン”をして会場を沸かせた場面もありました。
「Run & Go」のイントロでは、河野さんと川西さんがステージ上で2人で自由にステップを踏んで踊る場面も。曲の終わりには白岩さんがロングトーンで一人で歌い上げ、その歌声に大きな拍手が起こりました。
アンコールも終盤に差しかかり、メンバーが挨拶をすることに。
豆原一成「すごく楽しかった」
豆原さんは「今日が最後ということで、本当に早かったです。いろんな土地を回れてすごく楽しかったです。今後も、皆さんと一緒に楽しい空間を作っていけたらと思います。ありがとうございました!」。
大平祥生「次はもっと大きな会場で」
大平さんは「幸せでしたか?僕も幸せでした。KIZUNAツアーでようやく全国の皆さんに会いに行けてうれしいです。皆さんと離れるのが本当に寂しいですが、次はもっとでかい会場でやってやるぞ、という気持ちがメラメラしています!」。
川尻蓮は涙「ツアーの最後に言いたいことがあって」
川尻さんは「なんで『千秋楽』っていうんだろう?って瑠姫と奨くんとで話してて、本番直前に調べました。諸説あるそうですが、『千秋』には、待ち焦がれるという意味があるらしく。僕はまた、皆に会えるのを待ち焦がれています。ツアーの最後に言いたいことがあって…」というとここで涙が。
「僕らはオーディション番組出身ですけど、オーディションに出るまでは何もなかったんです。そんな何もなかった僕に、こんな素敵な時間をくれて本当にありがとうございます。こうやってライブができるのが奇跡だと思います。実は今日、お母さんが来てまして。福岡公演にもお母さんが来てくれて。そこでも僕、泣いちゃって。今日も泣いちゃって。毎回泣いてると思われるのが嫌だなって思いました(笑)。…最後に、心から愛してます。また絶対会いましょう」。
金城碧海、1年前の心境を明かす「ぶっちゃけたことを言うと」
金城さんは「ちょうど1年前にもライブがありましたが、そのとき僕は出られていなくて」。1年前にグループの活動を休養していたことについて触れ、「ぶっちゃけたことをいうと、当時、数ヵ月間、誰とも連絡取っていなくて。閉ざしていたときがあったんですよ。
でも、周囲が諦めずに付き添ってくれたおかげで徐々に立ち直ることができて。映画『未完成』の試写会で初めて復帰したんですよ。そのときに『やっぱこのメンバーじゃないとダメだな』と思ったし、もっと皆に頼ればよかったと後悔して、皆が歌う『飛べるから』を聞いたら涙が止まらなくなって。僕たちって色んな人に愛されてるなとすごく思って。そういう方たちの期待を超えられるように、僕たちは無理せず頑張っていけたらと心に誓いました。
いつもJAMがいてくれるからこそ、JO1だし、『金城碧海』なのかなと思います。いつもありがとうございます。実は、僕もお母さんが見に来てくれています。僕、小さい頃に母子家庭で育って。やっぱり女手一つで育てるってすごく大変なんですよ。…今、こうやって自分のやりたいこと見つけて、こんなにもたくさんの人に愛されることができていて、すごく誇らしく思ってくれてるのかな?お母さんは。これからもっと恩返ししていきたいですし、僕たちについてきてください。すいません、長くなって…。今日は楽しい時間をありがとうございました!」。
鶴房汐恩、地声で叫ぶ「JAM、大好き!」
鶴房さんは「実は今日、おばあちゃんが来ています。“ばあば”がですね、実は若い頃、歌手になるのが夢だったそうで。その代わりとは言えないかもしれませんが、僕がステージに立っている姿を目に焼きつけてくれたらうれしいです。僕が言いたいことはですね…(地声で)JAM、大好き〜!…以上、3+3=8、2+2=ツカメ、鶴房汐恩でした」。
白岩瑠姫「満足していなかったら一緒に帰ってあげようと…」
白岩さんは「僕、ツアーが始まる前にちょっと体調を崩しまして。3回あったリハーサルの最後の1回だけ出られたんですけど、それがなければ最初の愛知公演に立てなかったんです。全公演ちゃんと皆さんの前に立てることは当たり前じゃないというか。ほっとしています。
いろんな景色を見られてJAMとの思い出が増えました。皆さんはいかがでしたか?楽しかったですか?満足してますか?…満足してなかったら一緒に帰ってあげようかなと思ってたんですけど(笑)。行きたい方は先着5名で一緒に帰るので、そこで待っててください!」。
木全翔也「僕たちがいるので安心してください」
木全さんは「(地声で)楽しかったですか?いい経験がたくさんできました。明日からツアーがなくなって、“しんどいな”と思っちゃうかもしれないですが、僕たちがいるので安心してください!JAMはいつでもJO1が支えます。本当にありがとうございました!またね」。
佐藤景瑚「僕のクリスマスを全部あげます」
佐藤さんは「すごく楽しかったです。幸せでした。最高でしたよ。もうすぐハロウィンですよね。クリスマスも来ますし、そしたらお正月が来て、また夏が来て、ずっと一緒ですよね?僕ももう24ですよ。はあ」とため息をつくと、川西さんが「まだ若いですよ」とフォロー。
佐藤さんは「今までは年を取るのが嫌だったんですけど、最近は楽しくなってきました。来年は25歳。もっとライブできたらいいなと思っています。僕のクリスマスを全部あげます。僕が“クリぼっち”になることはないですね?これからも楽しいことしましょう!」。
川西拓実「音楽制作を頑張ります!」
川西さんは「こうして歌ったり踊ったりできるのは、皆さんのおかげ。またこうして皆さんの前にかっこいい姿で立てるように、音楽制作を頑張ります。僕も何かできたらいいなと。期待していてください!」。
與那城奨「反応を間近で見られてうれしい」
與那城さんは「僕たちJO1はJAMの皆さんの反応を間近で見られることがうれしいです。もっと大きなステージでこの姿を見てほしいと思っています。JAMがあってこそのJO1ですし、いろんなことをやっていきたいなと思います」。
河野純喜、涙が止まらず…「歌うことが大好き」
河野さんが「あの…今日はちゃんと話そうかなって思う。こいつら全員ね、ほんまに、ダメダメ人間でした、僕はダメじゃなかったんですけどね」というと、メンバーから「俺たちの何を知っている?」とツッコミが。
そのまま“ボケ担当”としての立ち位置でトークが続くかと思いきや、「昔から歌うことが大好きでした…」と河野さんの目から涙があふれ、会場からは驚きの反応が。「すれ違う人にも、自分の歌、聴かせてて…」と話しつづけ、困惑した笑いが起こりつつも拍手が起きました。
「この夢がほんまに実ってよかったなと思います。でもまだ夢の途中なんで、もっと高いところ目指して頑張ります。実は今日、お父さんとお母さんが…、来てないです。皆、本当にありがとう!」。
與那城奨に誕生日サプライズ&ダブルアンコールへ突入!
ここでツアー恒例の写真撮影に移ろうとしたところ、10月25日に27歳を迎える與那城さんへ誕生日サプライズが!音楽に合わせてメンバーがノリノリで踊りながらお祝いしました。しかし、蓋を開けてみると非常に小さいケーキが登場。「ちっちゃ(笑)」とツッコミが殺到しました。
するとここで大平さんが「奨くん、おめでとう!」と見せたのは、「誕生日おめでとう」のカード。怒涛の展開に爆笑する與那城さんでしたが、「会場の皆さんも皆、持ってきてくれてます」と紹介され、会場のJAMが同じカードを持っているのを見ると與那城さんが大号泣。その“男泣き”に驚いたのか、周囲のメンバーが「奨くんが泣くのはダメです」と言う場面も。
與那城さんは「自分の誕生日にこんな泣くとは思ってなかった…。ありがとうございます。27歳ということで、皆に支えられてここまでやってこれました。まだまだJO1の旅は続きますので応援よろしくお願いします!」と話しました。
改めて登場した“大きな誕生日ケーキ”とともに写真撮影へ。與那城さん自身がケーキを抱えて写真を撮りますが、ケーキのクリームが頬についてしまう場面も。與那城さんは「ついちゃった(笑)?」とおちゃめな笑顔を見せました。
「With Us」を終えたメンバーは一列に並んで一礼。カメラに向かって“投げキス”を披露しながら退場していきました。
…ですが、熱気がまだまだ冷めやらない会場。公演が始まってから3時間22分を経過して、ダブルアンコールが始まりました。
與那城さんは「“まだまだ終わりたくない”という皆さんの思いが伝わりました。もう1曲ぐらい、やりましょうか」。この日最後の曲「君のまま」を披露し、河野さんは両手を合わせて感謝のポーズをしていました。
歌唱を終えると、與那城さんが「以上をもちまして…JO1!ありがとうございました(笑)!」と端的に締めくくり、ほかのメンバーも「KIZUNAツアー、終わり〜!」「これにて終了!」「またすぐ会いましょう!」「バイバイ!」と挨拶を。改めてメンバーが一人ずつ退場していき、最後までステージに残った與那城さんが「ありがとうございました!」と深くお辞儀をしていました。
写真:©LAPONE ENTERTAINMENT