福田悠太さん(ふぉ~ゆ~)が“女性”の苦労を明かしました。
福田さん、冨岡健翔さん(ジャニーズJr.)、青柳塁斗さんが、マッスルだけどとてもやさしい女の子を演じる「女の友情と筋肉 THE MUSICAL」の公開稽古が9月16日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われ、福田さんらが初日を迎える心境を語りました。
本作は、ちょっぴり(?)マッスルだけどやさしいイオリ・ユイ・マユの3人が繰り広げる、キュートでファイトな4コマ漫画が原作。
福田さんがメーカー勤務のキャリアウーマンで握力97㎏の村上イオリ、冨岡さんが商社勤務で、100m走10秒8の神田ユイ、青柳さんがアパレルメーカー・チェルシー渋谷店店長で、ソフトボール投げ85mの小西マユに扮します。
女の子になりきる福田に、冨岡健翔が「何言ってんだ、この人」
取材会に登場した福田さんは本番への意気込みを聞かれ、「超恥ずかしい~♡」と役柄になりきって頬を赤らめ、「女性の皆様に力強く寄りそい、心が熱くなる作品です。(劇場の)ステラボールで一緒に元気になりマッスル!」と意欲たっぷり。
一方で、冨岡さんは普段の口調そのままで「(福田は)大先輩なんですけど、『何てこと言ってんだろ、この人』と思っています」とクールな態度。
すかさず福田さんから「ちょっと待って!そのテンションでいくの!?」とツッコミが入るも、「皆さんに元気を与えられるよう、最後まで頑張っていきたい」と続けました。
青柳さんは「観劇後に皆さんが筋肉モリモリになれるようジムへ通ったり、フォットネスへ行ったり、ボディメイクをもっと頑張ろうって思えるような作品になっている」と話したところで、福田さんから「やだ~、ジムの回し者!」と再度ツッコミが。
そして、「皆さんが笑って笑って笑いまくって、シックスパックになってくれたらうれしいです」とキュートに呼びかけました。
ユイの会社の上司・響ワタルを演じる山崎樹範さんは、「先ほどの公開稽古もミスなく、完璧なものができた」と満足げな表情。
しかし、福田さんから「ミス!?初めて見た!1オクターブ上を歌う人」と公開稽古での失敗を暴露され、「自分でもビックリしました。でも、そういうもの込みで笑っていただきたい。この作品には強いメッセージもありませんし…」と話したところで、福田さんが「メッセージ、あるもん!」とプンプン。
山崎さんは「3人の友情も見てもらいたいし、劇場を出たとき、皆さんに少しでも元気になってもらえるよう、まず我々から元気よくやりたい」と力を込めました。
“世界のタケハナ”の異名をもつ演出家・竹花京太郎に扮する貴城けいさんは、「久しぶりの男役です。長年、宝塚でいろんな男性を演じてきましたが、今回のようなタイプは初めてで戸惑いも多い」と、元宝塚歌劇団・男役トップスターが抱える複雑な思いを苦笑いで明かしました。
福田悠太 ジェルネイルの手を「山手線で男性に二度見されました」
女性を演じる心境を問われ、福田さんは「楽しいことばかりですが、女性の皆さんはこんなに努力しているんだってリスペクトの気持ちでいっぱい。キレイでいるのって大変♡」と本音をチラリ。
続けて、ジェルネイルをほどこしたキレイな指先を披露し、「今朝、山手線で目の前の男性に二度見されました。『きゃあ、恥ずかしい!見ないで』って感じ」とはにかみました。
女の子の姿になった自分を初めて見たときの感想を問われた冨岡さんは、「生まれ変わった気分。清純派の女性像そのままの自分の姿を見て、こんな自分がいたんだっていう新しい発見です」とコメント。
また、福田さんと冨岡さんが服の中に作りものの筋肉を仕込んでいる一方で、青柳さんはすべて自前の筋肉で出演。「基本的に見える部分は意識していて、大腿四頭筋と上腕三頭筋は少~し頑張りました」と、東京都のアマチュアボディビル大会で5位に輝いた肉体をアピールしました。
劇中、イオリ、ユイ、マユにはそれぞれ恋人が登場しますが、中でもイオリの彼氏・ユウヤを演じた廣瀬智紀さんと福田さんは深く親交を深めた様子。
廣瀬さんが「『今日の俺たち、よかったよね』とLINEを送り合いながら、褒め合っていました」と稽古を振り返ると、福田さんは「内緒だよ♡」と廣瀬さんとイチャイチャ。
すると、青柳さんが負けじと「マユは着替えを手伝ってもらったよ」とラブラブ合戦を始めました。
キュートで力強い3人の女の子たちの友情を描くミュージカルは、本日より25日まで全12公演を上演。福田さんは「女性の強さ、友情をしっかり表現しております。いろんなことを忘れて、みんなで笑顔になりましょう。劇場でお会いしマッスル!」とメッセージを送りました。