近年のサブスクリプションモデルの普及には目を見張るものがあります。
本来の意味は雑誌などの「予約講読」だった訳ですが、購読の範疇に収まらず、動画・音楽配信サービスの「予約購視聴」はもちろん、スマホやPCのアプリの「予約購使」、果ては住宅や自動車の「予約購住」や「予約購乗」まで、「予約購」の勢いはとどまるところを知りません。
例文のように、犬だって導入をしますし、それを見た猿が、「うちは月にきび団子半分で請負ますよ」と価格競争を仕掛けたり、「鬼ヶ島では1個もらいますが、道中は1/3個でいいですよ」と、キジがダイナミックプライシングを提案したりする可能性もないとは言えません。
「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰に付けたきび団子、月に一つずつ私にくださいな」
犬がサブスクリプションモデルを導入した。
「サブスク」を英語で言うと…
“Momotaro, Momotaro, please give me the millet dumplings in your waist pouch once every month.”
The dog introduced a subscription model.
Point: サブスクリプション = subscription
人間とは商魂たくましいもので、様々な方法を使ってモノを売ろうとします。
Subscription economyの対義語はProduct economy となり、利用者が「モノを所有する」方法です。
Product economyの中には、
Individual sale = ばら売り、Package sale = パッケージ売り 、Combination sale = 組み合わせ売り など、豊富な販売方法があります。
また、肉を切って骨を断つような戦略として、Buy 1 get 1 free = 1つ買えばもう1つ無料 や、Half price = 半額 といった販売方法もあります。
お得感が演出され、本来は2つもいらない物までも思わず買ってしまいますね。
「Subscription」ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
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