立石俊樹さんが、俳優としての3つの目標を明かしました。

2nd写真集「Vidoro」(東京ニュース通信社刊)をリリースした立石俊樹さんが9月10日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで発売記念のイベントを開催しました。

元消防士という経歴をもち、現在はミュージカル「ロミオ&ジュリエット」や「黒執事」などで活躍。来月から東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「エリザベート」への出演も控える立石さんの最新写真集は、異国情緒あふれる長崎で撮影。

東洋美と西洋美が混じり合うクラシックなホテルでみせた耽美な表情や、エメラルドグリーンの海に佇む姿など、美麗ショット満載の1冊となっています。

「雲仙に歓迎されているような気がした」と回想

全身ホワイトの“王子様スタイル”で登場した立石さんは、「1st写真集からまだ2年半ぐらいしか経っていないんですけど、雰囲気がまったく違っていて、自分も少しは大人になったんだなと感じる写真集でもあります」と説明。

続けて、「次はどんな写真が載っているのだろうとワクワクしながらページをめくれると思う。カットごとに、まるで映画のワンシーンのような力のあるものになっているので、繰り返し見ていただけたらうれしいです」とアピールしました。

お気に入りのカットを問われると、「すべてお気に入りなので選び難いのですが、自然が好きなので」と、霧の中にたたずむ幻想的なカットをチョイスし、「これは雲仙で撮影したもので、雲仙に歓迎されているような気がしました」とスマイル。

そして、「写真集に点数をつけるなら?」という質問には、「今、できることを全部やったので70点ぐらいですかね」と答えた後にやや考え込み、「僕は褒められたほうが調子にのってうまくいくタイプなので、100点にします」と変更。

「厳しいことをいうと70点かもしれないけど…いや、ちょっとキレ気味で自分に『100点でしょ!』と言いたい(笑)。今後も頑張っていくっていう意味も込めて」と自画自賛しました。

料理、水泳、妄想で表現方法をアップデート

また、今後どのような俳優になりたいかを聞かれると、「目標が3つありまして、1つ目は作品を引っ張っていける存在になること。今、稽古をしている『エリザベート』でいえば、自分は引っ張っていただいている立場にあるのですが、いつか胸を張って『自分が引っ張っている』と言える存在を目指したい」。

「2つ目は、表現方法の引き出しを自分なりに増やしてきたつもりなのですが、その引き出しをもっと増やして、多くの作品を届けたい。3つ目はお客様から『この役は立石俊樹にしかできない』と思っていただけるような役柄に出合うこと。皆さんの印象に残るような俳優になりたいです」と力を込めました。

さらに、「表現方法を増やすために行っていることは?」という問いかけには、「心地いいことをたくさんするように心がけています。例えば、本当に食べたいものを自分で作ったり、週に3、4回、水泳をしたりして、自分を高める。他には、役作りのためにいろいろな人を知ることも大事だと思うので、人の生活を勝手に想像するなど意識しています」と明かしました。

最後に、「そんな立石さんの“いま”を一言で表すなら?」と質問が。

「『いい!』です。例えば、ごはんを食べて『この料理の〇〇がいい』みたいに細かく味を表現するより、『うまっ!』みたいにストレートに言ったほうが美味しさが伝わると思う。僕も何かを見た瞬間に『いい!』と感じることが多いので、今の立石俊樹は『いい!』。この写真集も『いい!』です」と満面の笑みを浮かべました。

フジテレビュー‼では、ミュージカル「エリザベート」でオーストリア皇太子・ルドルフをWキャストで演じる立石俊樹さんと甲斐翔真さんの対談を後日、公開予定。お楽しみに!