長濱ねるさんが「見たい」と番組に推薦した、クッキーアーティストのKUNIKAさんが紹介されました

趣味で始めたアイシングクッキー(※)をSNSにアップすると、インスタグラムのフォロワー8万人を超えるなど、たちまち話題となりました。

(※)砂糖や卵白を混ぜて作ったアイシング(クリーム)で表面をデコレーションしたクッキーのこと。

その作品は、多くの企業の目に止まり、サンリオやドラえもんなど、数々の人気キャラクターのクッキーデザインを手掛けました。

そんなKUNIKAさん、現在はロンドンでパティシエをしており、クッキーの仕事からは1年半以上遠のいていま。さらに、一昨年にはアルバニア人の男性と結婚し、異国の地で新たな人生を歩んでいました。

日本で活躍していた中、突然ロンドンへと移住した、クッキーアーティスト・KUNIKAさんの“セブンルール”とは?

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ルール①:デザインは手を動かしながら考える

KUNIKAさんが作るのは、複雑なデザインが特徴のアイシングクッキー。

クッキーの上に砂糖と卵白を練ったクリームを使い、模様を描いていきます。

その際に、下きはせず、手を動かしながらデザインを考えていきます。

遠くからは美しい陶器のように見えるアイシングクッキー。その魅力について、近くで見ると「人の手で作ったことがわかるときに、ときめく」と語ります。

ルール②:同僚に経歴は言わない

2年前からKUNIKAさんは、ロンドンの中心街にあるレストラン・スケッチで、アフタヌーンティーで提供するスイーツを作っています。

同僚に日本での詳しい経歴は話していないそうで、「レストランでアフタヌーンティーを作る上で、アイシングクッキーは関係ない」と語りました。

クッキーアーティストにとどまらないKUNIKAさんに、スタジオの本谷有希子さんが「だいたいこの番組に出る人って、“クッキーアーティスト止まり”で出てくるじゃん」とぶっちゃけると、YOUさんは「止まりってやめなさいよ」、尾崎世界観さんも「止まりじゃなくて、その道を極めてるんだから」と指摘。

改めて、本谷さんは「その先にいってるのがすごいね」と称賛しました。

ルール③:髪はアリエルの赤色に染める

KUNIKAさんは、幼少期からディズニーキャラクターの人魚姫・アリエルが好きという一面も。

それが影響してか、ここ7年ほど髪を赤く染めています。

趣味だったクッキーで一躍注目を浴び、個展に本の出版にと、活躍の場は順調に広がる一方で、KUNIKAさんは「好きで始めたものの、ちょっと嫌いになりそうな瞬間というか、『本当に自分が作りたいものってなんだろう』って思うことがあって」と、5年前には、やること決めずにロンドンへ移りました。

「不安が49%、やりたい思いが51%くらい」と、常に不安が隣り合わせな状況を明かすも、「私の人生は結構、予期せぬ出来事の連続というか。だから楽しい」と語りました。

ルール④:アンティークショップは金曜日に1人で行く

夫のレディアンさんとは、3年前に仕事先で出会ったといいます。

普段は2人で散歩する時間を大切にしているというものの、アンティークショップへは1人で行きます。

KUNIKAさんは、アンティーク商品を目にするとテンションが上がってしまうそうで、6〜7時間の間、食事もせずに見てしまうといいます。その滞在時間の長さに夫は飽きてしまったそうで、アンティークショップへは休みの金曜日に1人で訪ねます。

ルール⑤:夫婦でお互いの国の文化を尊重する

今年5月、結婚後初の夫婦揃っての来日が叶いました。

夫・レディアンさんは、今回が初めての日本だそうで、スカイツリーや浅草・浅草寺で参拝するなど日本観光を楽しみました。

以前、夫の出身地・アルバニアを訪れたKUNIKAさんは、「ブドウを収穫してお酒を作ったり、庭の鶏を1羽しめて夕飯で食べたりとか」と驚きの体験をしたといいます。

そこで、夫には、日本でしかできない体験をしてもらおうと、一緒におみくじや回転寿司、ハシゴ酒などを満喫しました。

ルール⑥:クッキーは100円ショップのタッパーで運ぶ

今回の来日がきっかけで、KUNIKAさんのもとに、以前から親交のあったアパレルショップからクッキーアートの依頼が入りました。

クッキーは、日本で買った100円ショップのタッパーに入れて、ロンドンから飛行機で持参。

100円ショップのタッパーは、クッキーを水平に運ぶのに適しているそうで、愛用しているそうです。

彼女にとって1年半ぶりのクッキーアートだったものの、店員さんに喜んでもらうと「誰かに反応をいただけるのが、1番うれしいですね」とつぶやきました。

ルール⑦:ロンドンでクッキーアートを広める

ロンドンに帰国すると、日本のファッションブランド「オニツカタイガー」からの依頼を受けコラボクッキーの試作を作り、クッキーアートを再開することに。

KUNIKAさんは「ロンドンで私のクッキーがどんなふうに世界が広がっていくのか。挑戦したいなと思っています。予定は決めずに、ずっと今やりたいこと、今楽しいことをやり続けて、結果どんどん楽しくなっていけばいいな。イギリスでは、まだ想像がつかないので楽しみです」と声を弾ませました。

スタジオでは、長濱さんが「見られて良かったです。今の生き方を体現されていて、これからどんなところに行くのか注目したいです」、青木崇高さんは「彼女の人生は、うまく転がるような気がします」と話すと、尾崎さんは「寅さんみたいな」と表現。

その発言に、YOUさんは「寅さんは人情はあるけど、何もしないじゃん」とツッコみました。

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