女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
2月7日(金)の放送では、「分かってほしい…子育てのつらさ」「夫が困惑!ガンコな妻」「ゲーム規制条例、どう思う?」というテーマについて、MCの設楽統と千秋、カンニング竹山、ダイアモンド☆ユカイ、鈴木あきえ、三木哲男(婦人公論担当局長)が意見を戦わせた。
リビングに勉強用ホワイトボードを置くガンコ妻は、やりすぎ?
「夫が困惑!ガンコな妻」のテーマで登場したのは、ダイアモンド☆ユカイの妻に関するエピソードだ。彼女は、ハワイ旅行に子どもの書き初めの宿題を持参するなど、何事にも妥協しない“教育ガンコ妻”なのだそうだ。
最近、ユカイを悩ませているのは、リビングの“学校化”。巨大なホワイトボードを使って妻が子どもに勉強を教えているため、ユカイの創作意欲が削がれてしまうという。
竹山も千秋も「子どものためになるなら、問題ないのではないか」とユカイに反論。しかし、視聴者に意見を募る“せきらら投票”で、「リビングにホワイトボードを置く」のをどう思うか問うと、「やりすぎ」が69%、「気にならない」が31%という結果に。
三木はホワイトボードが“頭がいい子の必須アイテム化”している現状を説明しつつ、ユカイ家のものは少し大きすぎると思う人が多いのではないかと結果を分析した。
「妻が食事を作った後、鍋を洗ってからでないと食卓に座らない。食事が冷めるからやめてほしい」という40代男性の悩みも登場した。
千秋と鈴木が「そんなことで文句を言うくらいなら、夫が一緒に鍋を洗えばいい」と主張する一方、ユカイをはじめとする男性陣は「冷めないうちに食事を食べたほうがいい」と夫の言い分を支持し、意見が真っ向から対立。
番組公式SNSには「食事の後に食器洗いをするのは面倒」と妻に同意する投稿が多く寄せられ、「食後の食器洗いは夫の仕事」と実際に分担している人の意見も見られた。
ほか、「節約しすぎの妻」に悩む51歳男性や、「病気になっても病院に行かない妻の老後が心配」という50代男性のお悩みも登場。SNSには「私もガンコなのを自覚しているけれど、直せない」という妻からの告白や、「我が家は夫婦ともガンコでケンカが1ヵ月くらい長引く」などのボヤキが届いた。
子育てトークでSNSにママの切実な訴えが!
「分かってほしい…子育てのつらさ」というテーマで紹介されたのは、子育て中のママの涙腺を崩壊させていると話題のバブリーたまみの楽曲「ママの笑顔がいちばん」だ。
番組では、一児の母でもあるバブリーたまみが書いた歌詞と同様に「頑張っているのに誰も褒めてくれない」という悩みを持つ30代女性や、「産後、情緒不安定で悩んでいたら、ホルモンバランスのせいだと先輩ママに言われてホッとした」という30代女性のエピソードが登場した。
18年に出産した鈴木は「産後1ヵ月が本当につらかった。日々これでいいのかと悩んでいたし、とにかく“大人”と話したくて宅配便の人に話しかけたこともある」と、産後、追い詰められそうになっていた自分を振り返った。
「歯医者に行く時に、ママは必ず“子連れ可”の場所を探すけれど、パパは自分一人で行ける」「産後、イライラして、夫が脱いだ靴下を投げつけたこともあった」という鈴木の切々とした訴えに、ユカイは「子育てに休日はないから」と寄り添った。
常々「産後すぐに完璧は無理だと悟り、80歳になったら良妻賢母になると宣言して、周囲の協力をあおいだ」と言っている千秋は、「SNSで育児の方針を批判されて凹んだ」という鈴木の言葉を受けて、「育児中は、他人がアレコレ言ってきて、それがママを追い詰める」と分析。
SNSには「今日の特集をパパに見てほしい!」 「バブリーさんの曲、泣ける!」 という声が続々と届き、千秋は「曲を聞いて泣いている人がこんなにいるってことは、追い詰められている人がそれだけいるということ」とママたちの状況に夫たちが気付くべきだと指摘した。
ほか、香川県で検討されている「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」についても議論。スタジオでもSNSでも「罰則がない=効力がないなら意味がない」「(使用時間などは)各家庭で決めればいいこと」「依存症に陥る危険があると知らせるだけでも意味がある」と、賛成/反対、両方の意見が飛び出した。
また、SNSには「公園でも(規制が厳しくて)遊べないし、ゲームも禁止されたら、子どもは何で遊んだらいいのか」という、親世代の本音も寄せられた。