最近、スーパーやコンビニでは、無人のセルフレジが増えています。
ところが、有人レジに行列が出来ているにも関わらず、無人レジはガラガラなんて状況を目にした方も多いのではないでしょうか。
待ち時間の削減や感染症対策としても有効であるなど、メリットも大きいはずですが、思ったほど定着していないというのが実情のようです。
タバコやアルコールが買えなかったり、操作方法が面倒だったりと理由は様々あるようですが、操作に手間取ったときの後ろの客からの圧が怖いという意見も。
これは、長蛇のATMで感じる圧ととてもよく似ており、うっかりやり直しになってしまったときの後ろからの冷たい視線に冷や汗をかいた経験のある方も多いでしょう。
ATMが導入されたのは1970年頃。ATMでの苦い経験は日本人のDNAに刻まれており、トラウマの克服にはまだしばらく掛かりそうです。
店員3人がかりの猛特訓のお陰で、祖父はついにセルフレジでペットボトルを購入することに成功した。
「セルフレジ」を英語で言うと…
My grandfather was finally able to buy a bottle of water at a self-checkout machine after being trained extremely hard by three store clerks.
Point: セルフレジ = self-checkout machine
セルフレジを直訳すると self-cash register となりますが、self-は「自分でする」という意味なので、「自分でレジをする」という意味になり不自然になります。
Checkout はホテルでもよく使うように、お勘定を済ませる(出ていく)という意味があり、セルフレジを表す際はself-checkoutを使うと「自分でお勘定を済ませる」となり、ナチュラルな表現になります。
ちなみに、アメリカではcheckでお会計、イギリスではbillでお会計となります。
Self-は新型コロナウイルスの感染防止に伴い使う場面も増えているので他にも覚えてみましょう。
Self-service = セルフサービス
Self-quarantine = 外出自粛
Self-isolation = 自主隔離
「self-checkout machine」など、使ってみましょう。それではまた次回!
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