2月24日(月)、広瀬すず主演の映画「一度死んでみた」の完成披露試写会が行われ、広瀬のほか、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江、松田翔太が登壇。撮影のエピソードなどを語った。

本作で、父親のことが大嫌いなデスメタルバンドのボーカル・七瀬役を演じ、堤演じる父親・計に暴言を吐くことが多かった広瀬。「私の“やさぐれ精神”がパーンと出た感じがあって、ただ気持ちよく、セリフが出るようになりました」と、何の抵抗もなく演じていたことを告白。

一方の堤は、「僕、娘がいるんですけど、いずれ言われるだろうなって思っています…」と、すこし寂し気な表情を見せた。

また、劇中で、存在感がなさすぎて“ゴースト”と呼ばれている松岡役を演じた吉沢は、「僕自身、めちゃくちゃ根暗なんで、“素の吉沢亮”でやってました」とコメント。続けて「(現場でも)基本気づかれないから、(その場に)いるのに『吉沢さん待ちです』みたいな空気が流れる瞬間とかもあったりしました」と、悲しそうに語った。

広瀬、堤、吉沢は『めざましテレビ』の取材で、家族とのエピソードや家族に対する思いを語る場面も。「家族に感謝するのはどんな時?」という質問に堤は、「家族は、いてくれるだけで感謝ですね」と言いつつ、「でも、結構気も遣うんです」と吐露。

「(堤が)おならをすると、子どもは「自分も」と(やろうとする)。笑いに繋がるから。(自分は)おならで笑いをとりたくないっていう(笑)」と、その真意を明かし笑いを誘った。

広瀬は、「めんどくさがりっていうのもあるんですが、(何か手続きをする際の)書類とか、大きな買い物も全部、一度お母さんにやってもらっていて」と、なんでも母親にやってもらってしまうことがあるとか。「めんどくさいだろうなと思うけど、結果やってくれるので、ごめんなさいって(思いながらやってもらっている)」と、申し訳なさそうにコメントした。

吉沢も「親には一番迷惑をかけていると思う」とし、「お弁当を作ってもらっても食べなかったり。ありますよね、買い食いして。今考えると、その時の自分をぶん殴りたいですよ(笑)」と語った。