現在、CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartで放送・配信されているグルメガイド的オリジナルドラマ『純喫茶に恋をして』。
売れない漫画家の烏山純平(戸塚純貴)が自らの才能の枯渇に愕然とする中、毎度、何かに導かれるように迷い込む純喫茶。本作は、そこで起こる出来事から妄想を膨らませ、やがて創作意欲を取り戻していく純平の姿を描く。
第4話の舞台となったのは、オフィス街と歓楽街、どちらの顔もあわせ持った街・五反田の喫茶店「トゥジュール デビュテ」だ。
店内は、喫茶店というよりまるでバーのような空間。見回した純平も「ちょっと…場違いだったかなぁ…」と、物怖じしてしまう。
そもそもこの店に純平が入ったキッカケというのが、怪しい男の入店を目撃したから。しかし、その男の姿がどうにも見当たらない。奥の奥にも隠された席があり、まさに“隠れ家”的喫茶店だ。
メニューを眺め、見覚えのないカタカナの羅列に「な…名前が難しすぎる…!」と目を丸くする純平。「もはや飲み物か食べ物かも定かじゃない」まま、名前が圧倒的にかっこいいから、という理由でブランエノワール(950円)を注文。
“謎の飲み物”ブランエノワールが運ばれてくると、白と黒の美しいコントラストに純平も「まるでオセロじゃないか!」と感激!
店主の「混ぜずにお飲みください」という一言に戸惑いつつも、一口味わえば「コーヒーと生クリームが見事なバランスで滑り込んでくる!!マスター、やるなぁ」と、さらに感激してしまう。
少しアルコールが感じられるこのドリンク。「“ブランエノワール”の“ブラン”は“ブランデー”の“ブラン”かぁ〜!」と閃(ひらめ)き、ドヤ顔を見せる純平だが、実は「Blanc et noir(白と黒)」というフランス語で、まったくの見当違いなのだった。
また、今回のヒロインが慣れた様子で注文したのは、オレグラッセ(700円)とミニサンドウィッチ(300円)。オレグラッセのビジュアルに「(ブランエノワールと)白黒逆なのかぁ。オセロで言えば敵同士…」と妄想を膨らませる純平。
ミニサンドウィッチには、レーズンが入ったカレー風味のツナがぎっしり挟まれている。美味しそうに頬張るヒロインを目にして食欲をそそられた純平だが、所持金1000円のうちの950円をブランエノワールにつぎ込んでしまい、サンドウィッチを食することは叶わず。
怪しい男の正体を掴むこともできぬまま、後ろ髪を引かれるように退店する純平だった…。
店舗情報
店名:トゥジュール デビュテ
住所:東京都品川区東五反田5-27-12 扇寿ビルB1F
定休日:不定休
営業時間:(月)〜(金)12:00 − 22:00 /(土・日・祝)12:00 – 18:00
第4話を見逃した方は3月7日(土)29:10~29:30の再放送をチェック!
第5話は3月7日(土)10:30~10:50放送予定。