満島ひかりさんが、初MCに挑戦します。
「水曜NEXT!」で『The House』(7月27日、8月3日放送/フジテレビ ※関東ローカル)が放送されます。
音楽番組といえば、豪華なセットにきらびやかな照明、そして各アーティストによるエピソードトーク…というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、『The House』は、音楽番組の常識を覆すような、アイデアだらけの特別番組となります。
満島ひかりとの自由なトーク
満島さんが、音楽番組のMCに初挑戦。
コンセプトは、満島さんが住む家=The Houseにアーティストを招き、そこで奏でられる音楽や、リラックスした姿で語り合うトークを視聴者に楽しんでほしいというもの。
満島さんが「とても大好きで、お話も楽しい」と信頼を寄せる、設楽統(バナナマン)さんも参加し、トークを盛り上げます。
台本はもちろん、トークの流れを決めるためのゲストへのアンケートや段取りもありません。
歌もトークも家の中!セットはシンプル&スタイリッシュ
舞台設定は、満島さんの「家」。華美なものはいっさいなく、必要最低限にそぎ落とした、スタイリッシュな空間に。
アーティストがお気に入りのカーペットを敷いた部屋で、あぐらをかいてリラックスしたり、細長い廊下にイスを並べ、プライベートトークを楽しんだり、気持ちのよい芝がしきつめられたガーデンでは素足になって…。
五感がくすぐられる空間で、アーティストの新たな魅力を引き出した演奏&トークを堪能できます。
キラキラ照明なし!カメラも固定で撮影
従来の音楽番組のような、曲調に合わせてダイナミックに動く照明は、今回はいっさい使われません。
自然光に近いものや、家で使う照明が基本となり、動かない落ち着いたライティングで放送。満島さんのアイデアによって、ピンクとブルーを合わせた、夕暮れをイメージした照明や、窓からの木漏れ日をイメージした照明が使われるシーンも。
さまざまなジャンルのアーティストが登場
『The House』に呼ばれるアーティストは、多才でバリエーションも豊か。
7月27日(水)放送は、Charaさん、SUPER BEAVER、YORKE.さんが出演。8月3日(水)の放送は、ももいろクローバーZ、iriさん、山崎育三郎さん(VTR出演)が登場します。
CharaさんとももいろクローバーZは、もともと満島さんと親交があるのですが、SUPER BEAVERとiriさんとは初対面。
台本もない状態で、満島とのトークはどう展開するのでしょうか?そして、それぞれのアーティストのいつもとはひと味違う、魅力的なパフォーマンスシーンにも期待が高まります。
水曜NEXT!『The House』(関東ローカル)は、7月27日(水)24時55分~、8月3日(水)24時35分より、フジテレビで放送されます。
<満島ひかり コメント>
――番組のオファーを聞いたときは、どう思いましたか?
実はですね、「音楽番組の司会をやりたいなぁ~」と、以前から(当番組の)プロデューサーさんにつぶやいていまして(笑)。
アーティストのみなさんの、ピュアに音楽と向き合っている姿の“ご紹介係”みたいなものに憧れていて、できるかわかりませんが、ゲストではなく司会でやってみたい、と。
ものづくりをしている人に興味があって、でも、番組の“型”にはめるのではなく、パッケージされていないリラックスした状態のアーティストのみなさんに、同じ作り手としてお話が聞きたい、そして音楽をやっているところを見たい、拍手をしたい、盛り上がりたい、と思っていました。
「番組やりましょう!」と連絡をいただいたときは、「ついに実現するんだ!」と興奮しました。
――収録はいかがでしたか?
本番が始まる前は、台本もないし、話すことも決めていないし、「大丈夫かしら…」と。
でも、収録前に、ももクロちゃんから「それが一番楽しそうだと思いました!」と言われ、その言葉に救われました。
設楽さんとは“相思相愛”で(笑)。ゆったりした話し方と、お仕事を飛び越えて楽しんでいる姿が魅力的で、トークも盛り上げていただきました。
このような、台本もなく身を任せなくてはいけない番組に、素敵なアーティストのみなさんにお越しいただけて、とってもありがたいです。
音楽も、それはもう本当に素晴らしく、スタジオの中が、まるでフェスのようになっていました。
スタッフもキャストも、全員が本当に好きなことをやっている姿が最高で、うれしい出会いがいっぱいありました。
――収録現場では満島さんのアイディアも?
番組の世界観は、既存のものではなく、漠然としたところから始めたんです。制作や美術のスタッフさんともいろいろお話もさせていただきました。
「ももクロちゃんは、はだしで歌っているところが見たいなー」とか、「照明は、夕焼けでピンクとブルーのマジックタイムはどうかな?」とか、「iriちゃんが歌うときは、昼間の木漏れ日が入る『ノッティングヒルの恋人』みたいなイメージはどうだろう?」とか、アイデアも少し。
iriちゃんの背景には、生花が必要だと思ったので、収録当日に手配して(笑)。
Charaさんからは、お気に入りのカーペットがあるとご提案をいただき、実際にそのお店からお借りしたものをセットに使用させていただきました。
――今後に向けた手応えは?
テレビがおもちゃだった時代のお話を、先輩たちから聞く機会がよくありまして、内容もとても面白くって。
足元がぐらついて何ができるかわからない、わくわく感みたいなものがあったのだと思います。きっと、足元がぐらついていないと新しいものも生まれないかもしれないな、と。
今回は、スタッフのみなさんにも一緒にぐらついていただいたからこそ作れた番組だと思います。
アーティストのみなさんにも「楽しかったー!」と言って帰っていただけて感無量です。収録を終えて、この番組『The House』が「ぜひ続いてほしい、続いたほうがいい!」と思いました。