<ストーリー>

財閥の令嬢・白川結衣(古川杏)は、事故の後遺症で体重100kg超え。政略結婚で結ばれたクールな夫・松平響也(赤澤遼太郎)からは「豚」と罵られ、その心は深く傷ついていた。

だが、その一言が、彼女の心の奥に眠っていた“本当の私”を目覚めさせる引き金となる。内に秘めた不屈の精神で、誰もが息をのむクールビューティへと華麗なる変身を遂げ、痛快な逆襲が始まる。

結衣の鮮烈な変貌は、今まで彼女を見下していた響也の心を激しく揺さぶる。嫉妬にかられた彼は、凍てついた仮面を溶かし、必死に妻の愛を取り戻そうとデレデレに豹変していく。しかし、そんな2人の前に、響也の幼なじみ・河合莉瑚が立ちはだかる。清純な笑顔の裏にどす黒い嫉妬を隠し、結衣を排除しようと張り巡らせる罠が、2人の関係をかき乱していく。

刻まれた屈辱を塗り替える“最高の復讐”、歪(いびつ)な関係から生まれる“最高の恋”…彼女が最後に手にするのは、夫からの愛か、それとも完全なる自立か。