最終回前の、第7話…中身濃すぎ!!!
・知花(百田夏菜子)と悟(落合モトキ)、子どもどうする?
・夫が描いた妻が主人公の漫画、本人は受け入れられる?
・加賀店長(雛形あきこ)、知花を再び呼び戻すも、スタッフの理解は?
・発達障害の“カミングアウト”…うまくいく?
っていう、今回、どれをとっても、正味45分のドラマの中で描けるか?ってくらい、濃厚物語4本柱でもって、視聴者を釘付けにさせるんだけど、そんなこんなのやんやで、解決しそうだったり、しなそうだったり、あぁもう次回最終回か…これ、終わんのかな?大丈夫かな?って、ヒヤヒヤしてたら、最後の最後、大事件発生!!!
くぅー!もう、あんまり中身濃くって、最後の大事件があんまりにも予感的中で、辛すぎて、これまでの、“事件が起こらない”からこそ素晴らしかった、このドラマ…いずこへ?第2章から随分、舵切って来たわ…なーんて、ちょっとあのころの“ほのぼの”を思い出して、懐かしんでいたんだけど、結局のところ、最後、このドラマの、エンディングテーマが、すべての事象を無条件に“ほのぼの”と化す、ももクロちゃんの「なんとなく最低な日々」だったもんだから、そのおかげで、すべてが救われたわー。このドラマの特性上、泣けるバラード的なのだったら、前回前々回までの展開といい、今回といい、ラストの不穏で、心折られてたわー。あぶなかったわー。この主題歌のおかげで、このドラマのアイデンティティ=ほのぼの、を維持できたわー。「なんとなく最低な日々」、ホントに良い主題歌!ありがとう!!
と、なんだか勢いでよくわからない御礼になってしまいました。
妻は夫が描いた自分の漫画、どう受け入れたんだろう?をきちんと描く
さて(?)、僕、この『僕の大好きな妻!』、もちろん楽しく見てはいたんだけど、心のどこかで、微妙に引っかかっていたのが、今回の2つ目の柱「夫が描いた妻が主人公の漫画、本人は受け入れられる?」だったんですよね。もちろん、漫画化されて、今回のドラマ化までされてるわけだから、その辺がクリアになってる…てのはわかってはいるんだけども、妻は夫が描いた自分の漫画、しかも発達障害というデリケートなテーマの物語を、どう受け入れたんだろう?って、そこが気になっていたんです。で、それって、描かれるわけないよね?とも思ってたんです。だって、描かなくても、どういう経緯だろうと、いろんなことがクリアになってるからこそのドラマ化だし、この、幸せあふれる内容を見てしまえば、そこをあえて描くものでもない…言わずもがな…かな?って思っていたし…。
だけど、まさか、それが今回、ちゃんと展開されるんだから、このドラマの良心、なんですよね。で、しかもその物語を、 “お互いを知ることの大切さ”へ帰着させる…ただただ夫側の言い分を描いて納得させるんじゃなくって、妻も夫をちゃんと理解しているか?ってとこまで発展させて、お互いの理解を深める…ってのが見事で、唸(うな)ります。
でもって、今回、再び、加賀店長のおかげで職場復帰がかなう知花…なわけだけど、あの、前回あまりにもうまくいかなすぎた副店長含むほかのスタッフと、うまくいく…のか…。ってのと、知花が加賀店長へ、とっさに告白したように、ほかのスタッフにも自分が発達障害だということを、告白することで、“助け合いの心”…生まれるのか?ってのが見どころ。だもんだから、今回は、僕が生き生きとツッコミができなそうな展開…、なさそう…だな…どうしよう?…って思い始めた、終盤…。唯一、僕の、ツッコミポイント、発見しました!!(無理矢理発見する必要ないだろ!)
っというのも、知花が夕飯を作り損ねて、悟が冷蔵庫を開けて、今から一緒に作ろう!っと言い出した、20時過ぎ…。そのメニューが、なんと…、「ギョーザ」て!!!ギョ、ギョーザて!!!(2回目)
「ひき肉あるから…ギョーザにしよう!」って、皮もあったんかい!!最初から作る気満々かい!!という、当然のツッコミは置いといて、遅くなっちゃったね…なんつって、20時過ぎに、ギョーザをこしらえはじめる夫婦って…できあがんの何時やねん!!野菜刻んで、練って、こねて、種作って、皮包んで、焼いて、食べて、って、何時まで夕飯の予定やねん!!悟!いい加減にしろ!!!!20時からのギョーザづくりて!何かの修行か!!!
あー、スッキリした。
あ、申し訳ございません。ついつい、勢いのあまり、細かい部分でのネタバレになってしまいました。いやいや、だけどご安心あれ(何が?)。僕の、この、できあがんの何時やねん!!っていう、ツッコミを、ちゃーんと、一蹴させる、超絶ラブラブワードを放ってこの話は美しく決着します。果たして、20時から作り始めるギョーザ問題、どのような決着が待ち受けているのか!?乞う、ご期待!!
っというわけで、最後、結局のところいつものテンションになってしまいましたが、この第7話は、今まで以上に相当、深刻な場面で終盤を迎え、最終回へとなだれ込んでいきます…。もうほんとに、この夫婦どうなっちゃうのでしょう?見守るしかありません!!