YOSHIKIさんがサラ・ブライトマンさんとの再コラボレーションを発表しました。
イギリス出身のソプラノ歌手、サラ・ブライトマンさんが「クリスマス・シンフォニー」コンサートを日本で初開催することになり、6月30日に東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた記者会見に出席。スペシャルゲストとして同ツアーに参加するYOSHIKIさんも加わり、コラボレーションのへ喜びを語りました。
「クリスマス・シンフォニー」コンサートは定番のクリスマスソングをはじめ、ブライトマンさんが好きな曲や大ヒット曲の数々を、オーケストラや合唱団との共演で披露するもの。
日本では今回、初めて行われることになり、11月24日(木)の東京国際フォーラムを皮切りに、東京、名古屋、大阪の3都市において全6公演開催されます。
サラ・ブライトマン YOSHIKIとの再共演は「幸運なこと」
登壇したブライトマンさんは、「また日本に戻ってくることができてうれしく思っている。コロナ禍において、何かクリエイティブなことがしたい、生活に困っているミュージシャンのために何かをしたいと思い、このコンサートを企画しました」と説明。
続けて、「YOSHIKIも私もユニークなアーティスト。そんなYOSHIKIさんをスペシャルゲストに迎え、日本で再びコラボレーションできるのはとても幸運なことで、うれしく思います」と笑顔を浮かべました。
そして、ブライトマンさんに呼び込まれたYOSHIKIさんは、「数日前、母の四十九日の法要にために帰国したばかり」と報告し、「サラとの出会いは2009年に僕が音楽監督を務めた『REPO!』という映画でした。その後、2018年に『Miracle』という曲でコラボレーションし、サラのおかげで素晴らしいツアーに参加させていただきました。今回のツアーに参加できることを心からうれしく思う」とコメントし、「今回のために作った僕の曲はどう思いましたか?」と質問。
ブライトマンさんは「とても素晴らしい曲」と絶賛しました。
YOSHIKIが熱くメッセージ「人を助けることは自分を助けることにもつながる」
その後は外国特派員記者との質疑応答に。「世界的にも成功しているお二人ですが、成功のカギは?」という問いかけに、ブライトマンさんは「生きる情熱を持ち続けること」。
YOSHIKIさんは「サラほど成功しているかどうかはわかりませんが、人を助けたい、支えになりたいと思って一生懸命やっています。人を助けることは、自分を助けることにもつながる」と答えました。
そして、「日本のアーティストたちへ伝えたいことは?」という質問に、YOSHIKIさんは「日本でスターになると、とても居心地がいい。日本で成功したら、海外に出る必要はないというぐらいの規模で活躍ができます。僕は渡米して1から始め、困難な時期もありましたが、それだけの価値はあったと思う。皆さんもぜひ世界を目指して」とメッセージを。
また、「16歳当時の自分にアドバイスを送るなら?」というちょっと変わった質問には、「3つあります。そのころの僕はドラムの練習をかなり熱心にしており、やり過ぎた結果、首の手術もしました。『自分を大切にすること』。そして、『家族との時間を大事にしてほしい』。3つ目は、このように記者会見を英語でやりとりできるようになったのは大人になってからなので、『英語の勉強をしなさい』」ということです」と答えました。
最後は同協会の名誉会員証がブライトマンさんとYOSHIKIさんに贈られ、YOSHIKIさんは「これを持っていたら、次回は記者として質問していいんですか?」と、うれしそうな表情を浮かべていました。