テレビを見ていてここ数年、なんだか増えたなと感じるのが、弁護士事務所のCMです。

内容は過払い金や債務整理といったお金にまつわる相談がPRされたもの。

低迷する我が国の経済状況に暗澹(あんたん)たる気持ちになる一方で、弁護士を必要としている人は何も債務者に限ったわけではないと突っ込みたくもなります。

たまには、「減刑なら、信頼と実績の◯◯事務所にお任せください!」とか、「離婚成約率100%!他事務所よりも1円でも多く慰謝料を勝ち取ります」みたいな別の顧客に向けたCMも見てみたいものです。

「妻に渡した過払い金も戻ってきますか?」 夫は弁護士に相談した。

「妻に渡した過払い金も戻ってきますか?」 夫は弁護士に相談した。を英語で言うと

“Can I get a refund for the excess payment I gave my wife?” The husband consulted a lawyer.

「国選弁護人」って英語で言えますか?【金ため英会話】

Point: 過払い金= excess payment

excess は 「必要な/適切な/正しい 量(程度)を超えて」という意味であり、基本的には余分・過剰と訳されるように若干ネガティブな要素を含んだ意味合いとなります。

その一方で、「おまけに」のようにポジティブな要素を含みたい場合は extra を使います。

どちらも冒頭に exという英語では頻出の接頭辞がついていますね。

接頭辞は単体では単語になりませんが、あとに続く単語内のパーツを修飾する働きがあります。

ex- = 外の/前の
un- = 反対
de- = 否定/下降
co- = 相互に
re- = 再び
out- = 優れる

上記以外にも接頭辞は多くありますが、実はこれら接頭辞を覚えておくだけで多くの単語の意味はある程度予想ができるのです。

excess payment」ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!

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