循環型デバイス利用モデル(整備済み品)展開もスタート

iPhoneなどの最新デバイスを手頃な価格で利用できるサブスクリプションサービス「リブート」を運営するReboot株式会社(所在地:東京都港区)は、Apple社が9月19日(金)に発売する最新機種「iPhone 17」シリーズの取り扱いを開始いたします。これまでのiPhoneと同様にリブートの提供する13・18・24ヶ月の各プランでご利用可能で、準備が出来次第、順次受付を開始いたします。
さらに、リブートでは新しく、当社の厳正な初期化・検査・整備点検をクリアした“整備済み品”の再貸出をスタート。2023年頃より貸し出したiPhoneなどのレンタル端末が返却期を迎えたことによるもので、1台の端末が新品に準ずるクオリティで循環利用される環境を作ることで、端末の製造台数と電子廃棄物の削減に向けた取り組みを今秋より本格展開していきます。
■循環型デバイス利用モデル(整備済み品)を同時展開
リブートでは、2023年より提供を開始したレンタル端末が順次返却期を迎えるこのタイミングに合わせ、返却端末を当社の厳正な基準で初期化・検査・整備したうえで再貸出する循環型デバイス利用モデルを本格展開します。1台の端末を、複数のユーザーが新品に準ずるクオリティで繰り返し使用できる環境を作ることで、新規製造台数と電子廃棄物の双方の削減を目指し、サステナブルな社会への貢献とスマホ利用を実装します。創業当初からサーキュラーエコノミーの推進と電子廃棄物の削減をミッションに掲げるリブートにとって、企業理念を体現するための取り組みです。
再貸出までのプロセスは、(1)データ消去・初期化 →(2)外装/機能の全数検査(ディスプレイ/カメラ/通信など)→(3)必要部材の交換・整備* →(4)最終検品・コンディション表示 →(5)出荷。
ランダムな中古市場から仕入れた製品との違いは、リブートが新品として調達し、貸出から返却まで一貫して管理してきた端末のみを取り扱うため、使用履歴が明確で品質を担保できることです。一定の品質基準を満たした端末のみを再貸出し、最新機種と並行して価格・在庫の選択肢を広げます。
*Apple社の純正パーツのみを使用し整備を行っております。
■日本におけるスマートフォンなどの電子機器の再利用とEPR(拡大生産者責任)の意義
EPR(拡大生産者責任)は、製品の「使用後」までを生産者の責任として捉え、回収・再資源化・適正処理を生産者側が担うという考え方です。自治体負担の軽減と、設計段階からのリサイクル性・耐久性向上を促す枠組みとして位置づけられます。

EUではWEEE指令を基盤に、スマートフォンを含む電気電子機器の回収・資源循環を広域で制度化。さらに2023年採択のスマホ/タブレット向けエコデザイン規則が2025年6月から順次適用され、耐久性・修理容易性・ソフトウェア更新・部品供給などを数値で求める運用が進みます(ラベル表示の導入、更新提供や部品供給の年限・迅速供給など)。
日本は循環型社会形成推進基本法の下、家電・自動車・容器包装等で関連法制を整備してきましたが、一方でスマートフォン分野は、主に「小型家電リサイクル法」(2013年施行)に基づく自治体中心の回収促進スキームが軸で、EUのような機器横断の設計要件(修理容易性・更新年限表示等)までを包括する制度運用は存在しません。
こうした状況下で、リブートは民間主導で「最新モデルへの手頃なアクセス」と「循環型利用(再整備・再貸出)」の両立を実装。回収→初期化/整備→再貸出→最終処理までを自社責任で可視化し、EPRの趣旨(生産者・事業者が使用後段階まで責任を持つ)を市場側から先取りしていきます。とりわけ、循環回数・再貸出比率・廃棄回避量やCO2削減の推計を四半期で公開し、自治体依存ではなく企業×消費者の協働で循環を回すモデルを提示します。
循環型デバイス利用モデルやEPRの解説は、リブート公式ブログにて記載しておりますので、詳しくは以下をご覧ください。
https://note.com/reboot_japan
■Reboot株式会社 CEO/共同創業者 フィリップ・リウ氏 コメント
私たちが提供するサブスクリプションモデルは、”モノを所有する”から”賢く利用する”という価値観へのシフトを支援するものです。より多くのお客様が自分のライフスタイルや使用目的に合わせて自由に選べる柔軟性と、利用者の方々がサステナブルかつスマートに最新のテクノロジーを活用できる環境により良い循環モデルの提供を目指していきます。
■リブートについて
リブートは、最先端のサーキュラーエコノミーを推進するテックサブスクリプションであり、お客さまに合理的な価格で常に最新の技術を利用いただける機会を提供することをミッションとしています。これにより電子廃棄物の削減に貢献し、持続可能な未来の実現を目指しております。
会社名:Reboot株式会社
所在地:〒105-6415 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ビジネスタワー 15階
代表者:代表取締役CEO リウ・フィリップ
設立:2022年 6月
URL:https://www.reboot-japan.com/
※ 記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※iPhone、iPad、iPad mini、iPod touchおよびApp Storeは米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ