舞台「黄昏」の公開ゲネプロと取材会が6月3日（金）に行われ、主演の高橋惠子さん、瀬奈じゅんさん、松村雄基さんらキャスト陣が登場しました。
「黄昏」は、円熟の老夫婦エセル（高橋）とノーマン（石田圭祐）とその家族の、美しい湖畔でのひと夏の日々と心の交流を描いた戯曲。文学座の鵜山仁氏による新演出で2018年に初上演、2020年に高橋さん主演で再演、そして今回、再々演を迎えます。
＜高橋惠子「孫がいないことが、大事なポイントに」再演で心境変化＞
林蓮音 石橋徹郎＆瀬奈じゅんから「かわいい」
2年ぶりの再演となる本作。キャスト陣で唯一、初出演となる林蓮音さん（Jr.SP／ジャニーズJr.）は、劇中で13歳の男の子ビリーを演じます。
林さんは「やっぱりプレッシャーはすごくありました。お話をいただいたときは、13歳の自分になろうと思いました。僕自身、元気でいたずら好きだったので」と役作りについて明かすと、「今が一番緊張していて、心臓バクバクで…。でもみなさんがいるから、楽しくお芝居できています」と笑顔に。
林さんは「石橋（徹郎）さんにアドバイスをいただくことが多くて。気になったことを、すぐに言ってくださるんです。僕はなかなか聞きに行けないので…ありがとうございます」とお礼を。
石橋徹郎さんは「お稽古でビックリするくらい変わっていって。感受性が繊細で自然。演じているというより、心が動いている。瀬奈さんと『かわいいねぇ、かわいいねぇ』って言ってました（笑）」と、稽古中の様子を明かしました。
そんな林さんは、所属のジャニーズ事務所以外の舞台出演そのものが、今回初めてだそう。
「初めての舞台なのに、みなさん大先輩すぎて…。情報が出たとき、お母さんとおじいちゃん、おばあちゃんが驚いて『大丈夫なの？』と言って。『頑張るよ』と言ってきたので、家族には変わった自分を見てもらいたい」と意気込みました。
しかし、今回の舞台出演について、ジャニーズ事務所の先輩には言ってないそう。林さんが「先輩方は（出演を）知らないかもしれないです」と告白すると、すかさず高橋さんから「言いましょう！」と後押しが。
林さんは「まだ緊張しているので、6月半ばくらいの公演に呼んで、たくさんアドバイスをいただけたら」と、はにかみました。
