姫路市埋蔵文化財センターは、本年11 月に開館20 周年を迎えます。これを記念して、国の重要文化財に指定されている宮山古墳出土品を10 年ぶりに展示します。


宮山古墳は、当センターに隣接する古墳時代中期の円墳です。3 基の埋葬施設から見つかった出土品は、金垂飾付耳飾や銀錯貼金環頭大刀をはじめとして、朝鮮半島からもたらされたとみられる貴重な遺物が多いことで知られています。20 年前には国を代表する考古資料のひとつとして、ドイツでも展示されました。この機会に、姫路の至宝を是非ご覧ください。皆さんのご来館をお待ちしています。
開催日時
令和7年10月5日(日曜日)から令和7年12月21日(日曜日)まで
- 開館時間 午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料 無料
- 休館日 毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土曜日・日曜日の場合は開館)
開催場所
姫路市埋蔵文化財センター(姫路市四郷町坂元414番地1)
関連イベント
会期中に開館20周年記念講演会、体験学習、展示解説などを行います。
記念講演会「宮山古墳の被葬者はいかなる人物か?」 ―副葬された金工品の系譜を追究する―
宮山古墳に副葬された金工装飾品はどこで製作されたのか?古墳から出土した金工品の編年と系譜的分析を基に、倭と朝鮮半島諸国の地域間交渉を考える最新の研究成果から、宮山古墳の被葬者像に迫るご講演をいただきます。
体験学習 宮山古墳武人シリーズ(2)武人愛用の剣作り
宮山古墳に葬られた武人が愛用した剣をモチーフに、精巧なミニチュアを厚紙で製作します。【注意】応募多数の場合は抽選となります。刃物等を使って細かい作業を行います。概ね15歳以上の方を対象とします。1通あたり1名様のみのお申し込みとなります。

展示解説
専門職員による展示解説を行います。
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