宇宙Sixの江田剛、山本亮太、原嘉孝が出演するパルコ・プロデュース舞台「トムとディックとハリー」の上演が決定した。

イギリスが生んだ笑劇(ファルス)王、レイ・クーニーは、「Run for your wife」「It runs in the family」など、日本でも次々と名作が上演され、多くのファンを生み出し、多くの作家・演出家・俳優に影響を与えてきた。

そして、息子のマイケル・クーニーも父親同様、喜劇の名手として、「Cash on Delivery」「Snow Man」など傑作を生み出してきた。

そんな親子による初の共作戯曲を翻訳し、日本で7月、8月に上演。宇宙Sixの3人が出演し、中屋敷法仁が演出を担当する。

<江田剛コメント>

海外のファルスに挑戦させていただくのは、個人としては2回目で大変うれしく思っています。

緻密に計算された笑いそして個性豊かなキャラクターたちの感動と笑いを生んできたこの作品をカンパニーの皆さんと力を合わせ、観に来てくださった皆さまをかつてないほどの笑い、そして感動の渦へ誘いたいと思います!

<山本亮太コメント>

Tom, Dick and Harry、トムとディックとハリーの主演を務めさせていただく、ディック役の宇宙Six山本亮太です!

どんな宇宙三兄弟パワーを発揮できるか楽しみです!!宇宙Sixのすごさ、面白さ、それぞれの個性が少しでも伝わるように三兄弟で力を合わせて素晴らしく楽しい作品にしてみせます!!!とにかく期待してください!!

<原嘉孝コメント>

個人的に、この作品のようなドタバタストーリーは次から次へと展開が変わるためワクワクが止まらなく、大好きです!!このような作品に宇宙Sixのメンバーが3人も携われること、大変うれしく思っています!

観ているお客さまからしたら、演じている側よりもっとワクワクするような作品になると思いますので、ぜひたくさんの方にご来場いただきたいです!!

<あらすじ>

ある朝。ロンドンに住むトム(江田)は妻とともにソワソワ、興奮と緊張の様子。それもそのはず、念願の養子を迎えるための最終関門、自宅での面接を行う適性審査員が間もなく我が家にやって来るのだ!

そこに、トムの弟ディック(山本)が外出から帰ってくる。ディックはトムに借りていた車(バン)でフランスから帰国したところで、おみやげに大量のタバコと数箱のブランデーを持ち帰ったとのこと。

これが法に触れるとは知らないディックは、売却すれば少しでも養子を迎える足しにできるだろう、とあくまで兄への協力のつもりらしい。余計なごたごたを避けたいトムは、「とにかく荷物を全部2階の自分の部屋へ運び込め」とディックに言う。

そこへ末の弟ハリー(原)が訪ねてくる。彼も長兄の養子縁組に協力をしたくて、前々からトムが「持ち家だったら適性の面でプラスになるのに」とこぼしていたことに解答を持ってきた、と宣言する。

近所で破格値の不動産情報を見つけて、その理由が庭から殺人事件の死体が見つかったからだと知り、トムの家の庭からも死体が見つかれば大家さんが安く売ってくれるはずだ、という算段。

ハリーは病院の雑役夫なので、解剖した後の死体が簡単に持ち出せる、と自信たっぷり。慌ててトムはハリーを追い返そうとするが、「じゃあ死体はどうする?もう庭に運んであるけど?」。

次から次へと巻き起こる騒動にトムは悪戦苦闘するが、事態はどんどん泥沼化していき…。

人のいい長兄トムと愛すべきならず者の次兄ディック、そして天才だが愚鈍なところのある末弟のハリー。次から次に巻き起こる騒動に、抱腹絶倒、爆笑の渦!

最新情報は、舞台「トムとディックとハリー」公式サイトまで。