ファッション業界を中心にモデル、女優からも絶大な支持を得るヴィーガン専門のケータリング店「SUNPEDAL」。そこでオーナーを務めるのが小池陽子さん。
「SUNPEDAL」で販売される鮮やかで美しいお弁当は、肉や魚、卵、乳製品など動物性のものを一切使いません。
健康志向な母親の影響もありヴィーガンになったものの、日本でまだ馴染みが薄いジャンル。
小池さんは「ヴィーガンを押し付けたいという考えは1ミリもなくて。シンプルなものを複雑にしたり、誰もやってない組み合わせを追求したりすることが、ただただ楽しい」と話します。
そんな小池さんの、料理へのこだわりや買い物での習慣などに迫りました。
「SUNPEDAL」オーナー・小池陽子さんの“セブンルール”とは?
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ルール①:ビビッドカラーを取り入れる
小池さんが料理を作る際に意識していることは、ビビッドな色合い。
紫大根に梅酢が入った塩を使うことで鮮やかな色に。蓮根もドラゴンフルーツの液につけこむと、翌日にはピンク色になる、など彩りを工夫し、ヴィーガン料理を身近な存在にしています。
ルール②:弁当箱に食べる人の名前を添える
この日のケータリングでは、2日間かけ14人分のお弁当を準備。
中には、野菜たっぷりの生春巻きや、長時間焼いた金柑をひよこ豆や紫野菜と和えたサラダ、レンズ豆のカレー稲荷寿司など、7品目が入りました。
弁当箱には、事前に聞いた一人ひとりの名前を手書きし、さらにクライアントのロゴが書かれた“この現場のためだけ”メニュー表も添えられました。
こういった心遣いで、お腹を満たすだけでなく現場の士気も上げます。
スタジオには、「SUNPEDAL」のお弁当が登場。
本谷有希子さんは「本当はお肉とか動物性を食べたいけど、ヴィーガンだから我慢して食べる、とかじゃないね」、青木崇高さんは「普通にめちゃめちゃ美味い」、YOUさんは「これはただのオシャレ(お弁当)じゃないぞ」と称賛しました。
ルール③:身の回りに植物を絶やさない
小池さんの自宅の部屋には、多くの植物が。さらに、1日の大半を過ごすキッチンも植物で満たされており、「家での癒しは植物です」と明かしました。
ひとりアトリエで過ごすことが多いという小池さんにとって、日によって花が開いたり、変化を見せてくれる植物の姿に元気をもらっているそうです。
ルール④:余った料理は近所に差し入れする
配達以外はいつも自転車移動の小池さんが、この日向かった先は、近所の自転車屋さん。
「誰かのために大切に作ったものを自分であんまり食べたくなくて、余ったときは友人に差し入れしたりします」と語ると、ケータリングで余った料理を店主にお裾分け。
また、ときには自転車を直してもらうなど、お互い物物交換を通してご近所付き合いをしているそうです。
ルール⑤:旅先では現地の食材で料理を作る
月に一度は生産者の元を訪れるという小池さんが、この日訪ねたのは群馬県の農家さん。野菜を前に生産者との会話に花を咲かせました。
小池さんは、休みの日は旅に出ることが多いそうで、旅先で必ず料理を作ります。「農家さんだったら、農家さんの野菜を使わせてもらったりして、その場で即興で料理するのがすごく楽しい」とニコリ。
各地を旅し、その土地のもので料理を作るのというのが彼女のライフワークになっています。
スタジオでは、「旅先でチャチャッと作られると、キュンとします」(長濱ねる)、「ただでさえ人の家で料理するのって調味料違ったりして(難しいのに)」(YOU)と感想を。
その話にうなずく尾崎世界観さんでしたが、「今うなずいちゃったけど、料理全くしたことないわ」とふと我に返り、青木さんからも「塩も持ってないんでしょ」と指摘されました。
ルール⑥:初めて見た食材は全部買う
知人から、イベントでの出張料理の依頼があり、沖縄に足を運んだ小池さん。
沖縄滞在中に立ち寄った直売所では、島カボチャやカニステル、パッションフルーツといった地元の珍しい食材を次々と購入。
彼女の食材への止まらない好奇心が、バラエティ豊富な料理を生み出します。
ルール⑦:同じ料理は作らない
未知なる食材の研究に余念がないため、いつも調理に取り掛かる際には、食材を見て即興で作り、レシピはありません。
小池さんは、理由について「レシピ通りに作れば100点のものは作れると思うんですけど、それ以上においしいものができない」と語りました。
そんな彼女が求めるのは、初めて味わう料理の美味しさに、湧き上がる感動。ヴィーガン料理が将来、和食や中華、イタリアンといった食の選択肢のひとつになることを目指しています。
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モデル、俳優、社長、母…長谷川京子の7つのルール
5月17日(火)放送の『セブンルール』は、俳優・長谷川京子さんに独占密着。
モデル、俳優、社長、2人の子どもの母親でもある長谷川さん。今年2月、所属事務所から独立しフリーとなり、新たなスタートを切りました。俳優として、母として、ありのままの今の姿とは。約2ヵ月半にわたり初めての長期密着取材。2人の子どもを育てながら、自分の道を突き進む長谷川京子さんの7つのルールに迫ります。