女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

4月10日(金)の放送では「“コロナ自粛”、いま、ママたちが悩むこと」「職場に性格診断を導入、どう思う?」「なんでもはっきり言う人」というテーマについて、MCの設楽統と、千秋、カンニング竹山、坂下千里子、金子貴俊、婦人公論元編集長の三木哲男が討論した。

スタジオからも、番組公式SNSからも、「困った!」という悲鳴が上がったのが、「新型コロナウイルスによる休校・休園」についての議論だ。

「ママ友が『子どもがいるとテレワークがはかどらない』と悩んでいる」と坂下が口火を切ると、「休校の間に自習したかどうかで、学校再開後に差がつくのではないか」「習い事もお休みが続き、このまま続けるべきか悩んでいる」と、千秋と金子も休校中の悩みを打ち明けた。

会社にとっても、社員に長期間のテレワークを命じるのは初の試みとなっているところが多いため、三木によると「子どもの有無、あるいは仕事の内容で、社員間にも不公平感が生まれている」そうだ。

実際、40代の女性からは「テレワーク中は子どもがいて仕事に集中できないのに、会社からは普段と同じ成果を求められる」という悩みの声が届いた。

坂下のママ友も、「夫婦でテレワークをしていても、子どもはママの方に来る→ママの仕事がはかどらない→夫婦げんかに発展」という悩みを抱えているという。

視聴者からは「パートの場合、休校に伴って仕事を休んでも補償がない」「スーパーでパートしているため、休みたくても休めない」「テレワークを進めるにあたって、上司が根性論ばかりで困っている」などの投稿が届き、ママたちが様々な面で戸惑っていることが明らかになった。

また、「小学1年生になったばかりの息子に、何を勉強させたらいいのかわからない」「小学3年生の息子が友達と遊びたがっているのだが、どうしたらいいのか」というお悩みも。坂下も「子どもが新型コロナウイルスを怖がって外に出たがらず、心配している」と、休校中の子どもの過ごし方についての悩みを打ち明けた。

勉強に関しては、学校から宿題が出されているところも多いようだが、坂下は「前の学年の復習ばかりだと、あっという間に終わってしまう」と指摘。金子も「学習の下地ができていない年齢の子どもに、親が教えるのは無理。自主的に学習できる年齢でも、この状態が続くと集中力がもたなくなるのでは」と不安を口にした。

そんな中、千秋は「学校が悪い、政府が悪い、と不満ばかり言っていても解決しないから、今は、できる範囲でやるしかない。少しずつでも前に進もう」と提言。SNSには「受験生なので勉強の遅れが心配」という不安の声とともに、「課題を出してくれるだけでもありがたい」という学校への感謝が多数届いた。

また子どもの外出に関しては、専門家から「外出を嫌がる子どもの不安に寄り添った上で、外で運動しようと前向きに提案を」「公園で、2〜3人でリフレッシュする程度の時間なら、遊んで良い」などのアドバイスが。

友達なら本当のことを言うべき?それとも嘘をつくのが優しさ?

「なんでもはっきり言う人」というテーマでは、「ある商品をフリマに出品しようとしていたら、『私なら絶対買わない』とママ友から言われてイラッとした」という30代女性のエピソードを受けて「そんな時、イラッとする?イラッとしない?」を、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で問いかけた。

千秋も竹山も「本当のことを言っただけなのに、イラッとされる意味がわからない」と主張したが、「せきらら投票」の結果は「イラッとする=63%」「イラッとしない=37%」。圧倒的な結果を受けても、千秋と竹山は納得がいかない様子だった。