笠間市
戦後80年、戦争の記憶を後世へ伝えるプロジェクトが始動

 笠間市と茨城県は、筑波海軍航空隊記念館(茨城県笠間市旭町654/県立こころの医療センター敷地内)で発見された「地下無線室」を整備し一般公開するため、茨城県と共同で8月6日から「ふるさと納税型クラウドファンディング」を始めました。
 終戦から80年という月日が経ち、その記憶・資料は急速に失われつつあります。未来を担う子供たちを含む幅広い年代の方へ、戦争の記憶と遺跡を後世へ継承できる体験として語り合うきっかけになることを目的としています。

筑波海軍航空隊記念館 外観

〈笠間市クラウドファンディング実施概要〉

■目標金額 2,000,000円
■受付期間 令和7年8月6日から10月31日まで 
■寄付の使い道
(1)「地下無線室」の一般公開に向けた周辺設備の整備費用
(2)老朽化した工作物の撤去費用
■返礼品
 通常の返礼品のほか、記念館入場券とセットのクラウドファンディング限定返礼品をご用意しました。
(1)「地下無線室」見学フィールドワーク体験コース【写真1】
(2)記念館デジタルミュージアム閲覧権【写真2】
(3)笠間焼海軍復刻洋食器セット【写真3】
(4)笠間焼海軍復刻カップ&ソーサー【写真4】

【写真1】「地下無線室」見学フィールドワーク体験コース(イメージ)

【写真2】記念館デジタルミュージアム閲覧権(イメージ)


【写真3】笠間焼海軍復刻洋食器セット(イメージ)

【写真4】笠間焼海軍復刻カップ&ソーサー(イメージ)

〈筑波海軍航空隊記念館について〉

 筑波海軍航空隊記念館は、昭和13年に「筑波海軍航空隊旧司令部庁舎」として建設され、戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊となりました。アジア・太平洋戦争末期には特別攻撃隊も編制され、「特攻」の訓練も行われました。現在は改修工事を行いながら、記念館として一般公開されています。

筑波海軍航空隊記念館 公式ウェブサイト
https://p-ibaraki.com/

〈「地下無線室」公開プロジェクトについて〉

 令和4年に茨城県が敷地内において掘削調査を行ったところ、地下無線室や地下通路、遺物などが発掘されました。これらの遺跡が現存することは全国的に見ても非常に貴重であることから、地下施設を一般公開するために整備を進めることとしました。
 本プロジェクトは、茨城県(施設所有者)と笠間市(施設管理者)の共同プロジェクトとして実施します。

地下無線室 内部

〈寄附の方法〉

(1) 「ふるさとチョイス」内のプロジェクトページにアクセス
   https://www.furusato-tax.jp/gcf/4394
(2)サイトにて申し込み手続き・決済
    ※ 笠間市にお住いの方は返礼品を受け取れませんので、あらかじめご了承ください。
(3)寄付完了
    ※ 後日、寄附金受領証明書が発行されます。

〈その他のふるさと納税関連プロジェクト〉

(1)笠間の家が織りなす新たな出逢い
   -日本遺産「笠間焼」の器で、ごはんを“よりおいしく食べる”機会を充実させたい!-
   https://www.city.kasama.lg.jp/page/page016491.html
(2)エチオピアの英雄 アベベ・ビキラメモリアル
   第20回かさま陶芸の里ハーフマラソン大会(エントリー権)
    https://www.kasa-mara.jp/furusato/

【問い合わせ】
笠間市 政策企画部 企画政策課 政策推進室 ふるさと納税担当
電話番号:0296-77-1101(内線594)
メール:furusato@city.kasama.lg.jp
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