<ナイツ コメント>

――約11ヵ月ぶりの2人そろっての『ENGEIグランドスラム』となります。
塙:はい、よろしくお願いします。今回はですね、前回うちの兄(はなわ)と土屋がやったのと同じ漫才をやろうと思ってます。
土屋:まったく同じネタをやるんだ(笑)。
塙:そう。あえて同じネタをやって、俺と兄貴と、どっちが面白いか見比べていただきたいなと。
土屋:でも塙さん、松井秀喜のモノマネとか、できないでしょ。…まぁ、ちょっとはできるんだろうけど(笑)。
――土屋さんは前回、はなわさんと2人で漫才を披露しました。いかがでしたか?
土屋:いろんなところで言ってますけど、ものすごくやりやすかったんですよ。やってる途中で「やりやすい!」って思いましたから(笑)。やっぱり、兄弟で同じ遺伝子を持ってるんでしょうね。顔もそっくりだしね(笑)。
――塙さんは、土屋さんとはなわさんの漫才を自宅でご覧になっていたそうですね。
塙:はい。でも、あんなにウケるとは思ってなかったから、見てるうちにだんだん腹が立ってきて。というかむしろ、アレンジを加えて、オリジナルよりも面白くなってるんですよ(笑)。正直、悔しかったですね。
――だったら、まったく同じネタで勝負してやろう、と…。
塙:えっ?いやいや、さっきは勢いでそう言っただけで…。
土屋:たぶん、前回とは全然違うネタをやると思います(笑)。
塙:でも、本当に楽しみだな。 生放送ですもんね?
土屋:楽しみですねぇ。爆笑(問題)さんとか、何をやってくれるんだろう(笑)。
塙:生放送だから、本当に何が起きるかわからない。いざ始まったら、“土屋と塙の兄”に続いて、“塙と土屋の母”が漫才をやってる可能性もありますからね。
土屋:いや、うちの母はたぶん出ないと思うよ。昔歌手だったけど、テレビで歌うことすらイヤだって言ってるんだから。漫才なんてできるわけがない。そもそも出てきたところで「誰だよ?」ってなるでしょ(笑)。
塙:あと、『ENGEIグランドスラム』は、今回で10周年だそうで…。
土屋:そうだそうだ。スタッフのみなさんも、おめでとうございます。
塙:いや~、そんな記念の回に呼んでいただいて、ありがたいですよ。本当にうれしいです。
――『ENGEIグランドスラム』という番組に、どんな印象がありますか?
土屋:出てくる芸人さんが、みなさん面白くて、つくづくすごい番組だなと思います。僕ら自身も、大事な漫才の舞台に立っている、という感覚はありますよね。
塙:お客さんもいつもあったかくて、ありがたいんですけど、この番組はスタッフのみなさんもあったかい方ばかりで。僕らが「こんなネタがやりたい」って言うと、だいたい何でもやらせてくれるんですよ(笑)。ですから今回も、どんなネタをやるのかっていうところを、ぜひ注目していただきたいなと。
――では最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
土屋:はい、われわれナイツ、『ENGEIグランドスラム』で久しぶりに2人で漫才をやります。いつも以上に力が入ってますので、乞うご期待です。
塙:僕からひとつ、みなさんに言っておきたいのは、最後までわれわれ2人がそろって出るとは限らないぞっていう。こればっかりは、ちょっとわからない…。
土屋:いや、わからないと困るよ(笑)。
塙:僕の隣に、土屋のお母さんが立ってるかもしれませんし…。
土屋:だから、出ないんだって、うちの母親は!