EXITのりんたろー。さんと兼近大樹さんがプライベートで行ったギャルとの飲み会についてぶっちゃけトークを展開。
EXITがゲストとリラックスしたトークを繰り広げる『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』(フジテレビ)。
3月10日の放送では、前週に引き続きゲストなしの「コンビ水入らずスペシャル」として、兼近さんが大モテした飲み会の話と芸人プロデュース論について、そしてマンガ大賞&グラビア大賞を選出して大いに盛り上がりました。
りんたろー。主催のプライベート飲み会で兼近が大はしゃぎ!
冒頭のフリートークでは、公式SNSアカウントに寄せられた質問に回答しました。
内容は「相方の他の芸人へのボケ・ツッコミに嫉妬する?」というもの。
兼近さんは嫉妬することもあるようで、りんたろー。さんが他の芸人と絡むときに「意気揚々とすごく楽しそうにしていることがある」と即答。「俺がそのぐらいのボケしたとき、無視してたけどなぁ」と笑いを交えながら指摘しました。
対するりんたろー。さんは兼近さんとは違って「嬉しいのもある」とのこと。ここから本音を明かしていきます。
それは、自分が先輩たちの前で緊張してうまくしゃべれないときのこと。兼近さんがボケてウケていると「いけいけいけいけ!これに足せるものあるか?って考えている」と祈るような気持ちで思考を巡らせていると語りました。
さらに、後輩たちの前で兼近さんがウケているときには「これをフリにして俺がウケるトークを」と意気込み、兼近さんが思わず口を滑らしてしまったときには「怒って、『そういうことダメって分かってる2人ですよ』というアピールをしている」そう。これには兼近さんも「ずっと頭を動かしてるんだ、すごいね」と感心顔でした。
りんたろー。さんによると、そんな兼近さんには、プライベートで「意外な素顔」があるとのこと。
それは、プライベートで女友達の食事会に参加したときの話。
女性たちの前ではしゃいだ兼近さんは「焼き肉の鉄板を素手で触れる」というくだりをずっとやっていたそうです。そのときのことを振り返ったりんたろー。さんは「俺もツッコまなきゃいけなかった」と苦笑い。
しかも、その場にいた女性の1人に兼近さんがおすすめのマンガを紹介して盛り上がっていたそう。後日、「おすすめしてくれたマンガがすごく面白くて」とりんたろー。さんに連絡がきたことも明かしました。
その場でスマホゲームの「ツムツム」やっていた兼近さんがめちゃくちゃモテていたという現実に「ギャルまでもってくの?」と憤りを隠せない様子。
「俺のテリトリーだから最終的には俺がモテるだろう」と高を括っていたりんたろー。さんは、「俺はひたすら誰も聞いていないカラオケ歌ってた」と寂しそうに振り返っていました。
真剣討論!芸人プロデュースの苦労を語り合う
ゲストの“マジでラブいガチ推ししたい作品”を紹介する「マジでラブいFOD作品」のコーナーでは、「コンビ水入らずスペシャル」ということで、EXITの“ラブい”作品を紹介することに。
今回は、兼近さんがドラマ『王様のレストラン』を紹介します。
『王様のレストラン』は1995年に放送された、三谷幸喜さん脚本、松本幸四郎(現:松本白鸚)ほか豪華キャストによる料理エンタテインメントドラマ。
この作品はお笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおさんから、コロナの自宅療養期間にすすめられたと語りますが、なんと「まだ見られていません」と言い放ちます。
以前、東野幸治さんがゲストに来た際に(#18)この作品を自身の“ラブみ作品”として紹介していたことにも触れ、「絶対見ようと思っていたけど、ドラマを最初から最後まで見たことが人生で一度もない」と淡々と語ります。
ここでりんたろー。さんから、「最近どうなの?」と兼近さんがプロデュースする若手芸人ユニット「泥水すすり隊」(現メンバー:まんぷくユナイテッド、サンタモニカ、天草)について聞かれると、話題は「芸人のプロデュース論」に発展していきます。
兼近さんは結成理由を「芸人はなんでグループを組んで売らないんだろう?」という疑問の理由を探すために作ったと明かし、そしてやってみて分かった理由は「多分、面倒くさいからだと思う」と持論を展開。
同じく「りんたろー。軍団」(※)をプロデュースしているりんたろー。さんも兼近さんに同意します。「音楽とかだったらある程度フォーマットがあるけれど、芸人って答えがありすぎてプロデュースが難しい」「お笑いって教えられることがない」と2人は真剣に語り合っていくことに。
※2021年9月24日発足。メンバー:Everybody、マリーマリー、オフローズ、三匹、細いとメガネ、なかむた)
りんたろー。さんは、「あんなに面白かった」同期や先輩たちが芸人を辞めていってしまう状況を憂い、「正解はないけど、1つ正解を導くとしたら“早く世に出ること”なんじゃないかな」と“辞めない”方法論について説明。「賞レースに勝つ方法は分からないけれど、早く世に出るネタだったらちょっとわかる」と、プロデューサーとしての顔を見せていました。
兼近さんは、「ネタは自分たちで作ってもらう“口は出さない”タイプ」だと自身のプロデューサーとしての姿勢を語り、「ただ、生活や日常、普段芸人としてどうやって生きていくかは伝えたい」と語ります。「芸人以外の仕事はしない」という状況を作るためのグループだと熱弁。
スタンスは違えど、“辞めない”方法を同じように模索する2人は、「深夜にめっちゃ熱く語っちゃった。ゲストいないとこういうことになっちゃう」と笑い合っていました。
「兼近マンガ大賞2022」「りんたろー。グラビア大賞2022」を発表!
ここで毎年恒例となった「兼近マンガ大賞2022」を発表することに。2020年は「ミステリと言う勿れ」(田村由美/小学館)、2021年下半期は「ザ・ファブル」(南勝久/講談社)を挙げた兼近さんが“今年読んでほしい激推し作品”として、「九龍ジェネリックロマンス」(眉月じゅん/集英社)を大賞として発表。
1990年代前半まで中国・香港に存在した巨大なスラム界「九龍城砦」を舞台にしたラブロマンス物語について、「まず絵が素晴らしい、情景がすごくいい!」と絶賛。冒頭のシーンを読んだだけで「もうこれ一生見るわ」と思ったそうで、「強そうな女性が弱い部分を見せたり、かわいい部分を見せる描写が素敵」と、作品に引き込まれたポイントを紹介します。
読んでいくうちに「妄想なのか現実なのか分からなくなっていく」と作品の不思議な魅力を兼近さんが熱弁していると、「一時期の兼近さんですね、自分で自分が分からなくなるっていう」とりんたろー。さんからツッコまれると、自ら「(小説を)執筆中の兼近の話?」と答えて笑う場面も。
続いては、りんたろー。さんがFODで配信中のグラビアの中から“マジでガチ推ししたい”女性を勝手に表彰する「りんたろー。グラビア大賞2022」を発表。
対象となるグラビアに出ている女性の年齢層が若めだったこともあり、「結構(年齢を)重ねている人じゃないとあれなんで…」と選考にあたっての苦労を滲ませます。
「1人に絞れなかったので3人選んだ」というりんたろー。さんが選んだのは、昨年7月に山下健二郎さん(三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)との結婚を発表した朝比奈彩さん、バラエティやドラマで活躍中の都丸紗也華さん、ボリビアと日本のハーフでグラビア界の新星と話題のロサリオ惠奈さんの3人。
それぞれの選考理由について、ちょっと年上のお姉さんファッションが似合ったり、少し面長だったり、グラマラスで海外にルーツを持っていたりといった好みとこだわりを熱く語るりんたろー。さんが、「選んだっていうある程度の責任がある」と謎の責任感を漂わせると、兼近さんから「ねえよ!」と即答されていました。
『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』は、ゲストと一緒にFODで配信中のコンテンツについて語りながら、楽しく紹介していくトークバラエティ番組。
次回は、4月7日(木)25時25分から放送予定。