映画『余命10年』の特別試写会が静岡県三島市で行われ、W主演の小松菜奈さん、坂口健太郎さん、監督の藤井道人さんがサプライズで登場しました。イベント直後に収録した『めざましテレビ』独占インタビューもお届けします。

坂口健太郎「気を遣えなくてゴメン」

作品は数万人に1人という病におかされ、決して恋はしないと誓った小松さん演じる茉莉(まつり)と、その運命を変えていく坂口さん演じる和人のラブストーリー。原作は難病により2017年に死去した小坂流加さんによる同名小説です。

静岡県三島市は小坂さんが生まれ育った場所。映画のロケ地としても使われ、この作品と縁のある場所です。

舞台挨拶では三島市での撮影の思い出を語りました。

小松:同窓会に向かうときにバイバイってする道にうなぎやさんがあるんです。(観客が「うんうん」と反応)あそこ分かりますか?すごく有名だと思うんですけど、「おいしそう~!いい匂いする!」と思いながら撮影をしていました。

――そのときウナギは食べられなかったですか?

小松:撮影中は1年間減量もあったので…。

坂口:僕も「やった!うなぎだよ!菜奈ちゃん」とか言って、本当気を遣えなくてゴメン(汗)と思いながら撮影したのを覚えていますね。

小松:でもきょうお昼にうなぎいただきました!すごくおいしかったです!

映画とゆかりの深い場所での舞台挨拶に小松さんと坂口さんはどんな思いを抱いたのでしょうか。イベント直後の2人に聞きました。

坂口:正面にいた方は感極まっている方がいて、それにウルっときました。その方の心の中に残ってくれたらいいなと思いました。

小松:前に出るときにお客さんが「良かったよ~」と声をかけて下さって、見終わった直後なのでウルウルしていて素直な感想を聞かせていただいてありがたかったです。「余命10年」のことについて3人で話もできて素敵な時間でした。

――どんな舞台挨拶になりましたか。

小松:最初三島に来たときは初めての場所でしたが今では大切な場所ですし、原作者の小坂家の皆さんも舞台挨拶に来て下さっていたのでいろんな思いがこみ上げてきました。

坂口:三島が撮影のために力を貸してくれて本当に感謝ですし、うなぎの話をしたときに皆さんが「あ~!」と反応して下さって温かさも感じました。一人でも多くの方に見ていただけたら嬉しいです。

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