6人だからこそ生まれる表現。SixTONESは自身の“歌声”をどう思っているのか。

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2月18日(金)の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ)は、ジャニーズの6人組グループSixTONES特集の第3話が放送されます。

“大仏ポーズ”“足元にガムテープ”で出すこだわりのハイトーンボイス

華々しいデビューから2年。特に音楽活動を大切にしてきた彼ら。2021年1月に発売したファーストアルバム「1ST」は、57万枚以上を売り上げ、上半期アルバムランキング1位を獲得。ロックやHIPHOP、R&B、さらにはボカロの要素を取り入れた挑戦的な楽曲など、多彩なジャンルの音楽を表現することで、幅広い音楽ファンから支持を得てきました。

そして2021年夏、グループ2枚目となるアルバム「CITY」の制作がスタート。京本大我さんは「ファーストアルバムめちゃくちゃいいよ、みたいな声をもらうとうれしくて。ただその分、2枚目はハードルが上がっていくんで。いろんなものをキャッチして2枚目に反映させていかないと、超えていけないなっていうのは思っている」と覚悟をにじませます。

そんな京本さんがレコーディングに臨んだのは、主演を務めるミュージカルの本番を間近に控え、稽古が佳境を迎えていた頃。スタジオでは「舞台を1ヵ月やり切ることを考えると、ここで調子に乗ってあんまりやれないな」と、喉への影響を気にしていました。

しかし、この日収録するバラード曲「Everlasting」で彼が任されていたのは、伸びやかなハイトーンボイスを生かした高音パート。ブースに入った京本さんはマイクを前に声を張るが、自分の歌唱に納得できません。より高音を出しやすくするため、大仏のポーズをしたり、かかとの下にガムテープを置いたりと、喉の開きが良くなる体勢を試しながら、何度も歌い上げます。

当初、喉への影響を気にしていましたが「ダメだ、俺、結局いっぱいやっちゃうわ」と漏らす場面も。そして、体重が乗りぐにゃぐにゃに変形してしまったガムテープを手に、OKテイクを勝ち取りました。

「6人いる意味」それぞれの特徴を持つ歌声

歌声に強いこだわりを持つ6人。しかし、中には自分の声が嫌いだと語るメンバーも。森本慎太郎さんです。レコーディングスタッフにその歌声を「すごい武器」「めちゃめちゃセクシー」と褒められても、「ありがとうございます。でも嫌いなんすよ」とこぼします。

その一方、ラップ担当の田中樹さんは「俺、自分の声好きなんすよね」と、サラリ。他の5人の声と合わせる時、違和感を残す声を出すのが得意だそう。そして「6人いるっていう意味が出るじゃないですか、みんなバラバラだと」と話しました。

そんなバラバラの6人が集まって一つの音楽を作るからこそ、SixTONESにしかできない表現が生まれる。 京本さんは、「自分が出せない声を他の5人がカバーして出してくれてる。樹のラップにしても、慎太郎の甘い声にしても、みんなの個性が全然違うから。6人で歌う以外は考えられないですね」と語ります。

その言葉こそが、メンバー全員の思いであり、SixTONESらしさを作り上げている原点。唯一無二のハーモニーを生み出す、彼らの強い信念を映し出しだします。